- 中学校のPTA会長・副会長って、どんな仕事があるの?
- PTA会長や副会長のメリットって何だろう?
- コロナの影響で、PTA活動はどうなる?
こんな疑問をテーマにした"PTA会長に俺はなる!"は、「不運にもクジ引きにより次男が通う中学校のPTA副会長になり、翌年はPTA会長の座が約束された男が、人生初のPTA活動に日々背水の陣で臨み、四苦八苦するエピソードを綴っていく!」というシリーズ記事です。
当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m
こう見えて実は、校長からも名前を呼ばれるようになった赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。
タイトルからすると、ちょっとヤバい話かと思われがちですが、それはありませんので先に白状しておきます。
卒業式のあと、校長室に戻って雑談をしたのですが、PTA会長と校長ってどんな話をしてるのか気になりますよね。
今回は、そんな裏話をお伝えします。
目次
PTA会長に俺はなる!第17話 卒業式のあと校長室での裏話
卒業式では校長が挨拶をし、現PTA会長が祝辞を述べ、私は現PTA副会長兼来年度PTA会長として、その雄姿を間近でこの目に焼き付けてきました。
卒業式が終わると、卒業生たちが最後のホームルームを終えるまで校長室で雑談することに。
厳かな雰囲気のあと、温かいお茶を頂いて、黒い大きな椅子に腰かけた我々に笑顔が戻る瞬間です。
コロナ感染防止として、大きなテーブルの中央にはアクリル板が立てられており、四隅に離れて腰かけました。
ここに入っていたのは、校長、現PTA会長、地元カメラマン、私の4名です。
校長室で雑談!どんな話が聞けた?
卒業式(卒業証書授与式)も滞りなく予定通りに終わり、お疲れさまでした!と互いに労う、そんな雰囲気です。
もちろん、卒業式の話もありましたし、他の話でも盛り上がりました。
- 修学旅行で京都・奈良に行かせてやれなかったのが心残り
- 来年度は修学旅行を例年通り5月に開催予定
- この先、学校でコロナ感染者が出た時どうするか
- 校長が音楽の先生だった
修学旅行で京都・奈良に行かせてやれなかったのが心残り
2020年はコロナ禍で、多くの行事が中止や延期、縮小などの見直しが余儀なくされました。
その中でも校長自身、修学旅行は特に心残りだったそうで、京都・奈良に行かせてやれなかったことが残念だったと話していました。
1・2年生の予定も見直されたのですが、そのときの様子はこちらの通りです。
とは言っても、10月に延期された修学旅行では伊勢神宮~ナガシマスパーランドというバスの旅になったわけで、これはこれで良かったと思います。
伊勢神宮の参拝で、日本の素晴らしい伝説に触れ学ぶことは、すごく大事だからです。
■京都には行けない条件
■感染対策はもちろん徹底(バス移動を想定)
例年にはない条件で、バス移動によるイレギュラーな修学旅行になりました。
実は伊勢に到着すると早速、松阪牛のすき焼きが振舞われたそうで、言われなくてもわかりますが相当美味かったのだとか。
羨ましすぎます。
伊勢志摩観光ホテルのお料理も、大変美味しゅうござったそうです!
羨ましすぎます。
奈良は良かったが、京都に行けないタイミングだったので、やむを得ず変更した修学旅行でしたが、無事に行けたので良かったです。
これも、学校やPTAで熱の入った議論がされた結果だと思います。
≫リンク:PTA会長に俺はなる!第5話 臨時拡大学校運営協議会(修学旅行・体育祭実施是非の意見調査)
来年度は修学旅行を例年通り5月に開催予定
現在、校長は来年度の修学旅行は、例年通り5月に開催予定とのこと。
どこに行くかは状況によると思います。
ただ、校長曰く最も厄介なのは、「修学旅行の直前にコロナ感染者が確認された場合」ということで、これは納得です。
感染者だけでなく濃厚接触者も行けなくなるし、最悪の場合キャンセル料が発生することも。
そうなると、タラレバを言い出す関係者も出てくるだろうし、「アイツのせいで行けなかった」なんて心無い言いがかりまで飛び出すかもしれません。
この先、学校でコロナ感染者が出た時どうするか
コロナ感染者が確認されたときにどう対応するか?
ずっと気になっていたこととして、折角の機会だからと校長に考えを聞いてみました。
これ、すごく深刻な問題に発展しかねないと思うからです。
実際、隣町の中学校で感染者が確認されたとき、学校側とPTA会長にのみ情報が入り、無暗に公開しないようにお願いされたそうです。
(私の職場のPTA会長自身のお話)
ただ、念のため周囲の席の子どもたちも隔離されたので、子どもたち経由でスグに噂が広まり、保護者のLINEでも拡散されてしまったとのこと。
ママ友の情報網って、めちゃくちゃ早いですからね!
こういうとき、悪い噂やイジメに繋がってはいけないので、とても心配になります。
アメリカではコロナ感染者が退院するとき拍手で見送り、帰ってくる家の近所のひとたちも拍手で迎え入れるといったことをする町があると聞いたことがありますが、とても素晴らしいことですよね!
もしウチの学校でも感染者が出たら、同じように!とまでは言えませんが、イジメや悪い噂を拡散するなどの行為は、あってはなりません。
絶対にです。
校長も私と同じ考えで、「全職員、全力でその子を守ります」と仰ってくれました。
田舎町でも感染しないわけでは無いし、むしろ時間の問題くらいに思っているので、もし感染者が出たら私も全力で守りたいですね。
校長が音楽の先生だった
私が個人的に驚いたのは、卒業生が体育館から出ていくときにピアノを演奏していたのが、校長だったことです。
お世辞抜きに、かなりお上手でした。
もともと音楽を教えていたことがあり、奥様もピアノの先生とのこと。
校長曰く「本当はレット・イット・ビーにしたかったんですがね、子どもたちに聞かせたら殆どの子が知らなかったんですよ!なので、ゆずの栄光の架橋にしたんです。」
だそうで、時代を感じましたね。
校長室の雑談って、やっぱり大事
私の様にPTAのことを良く知らない人ほど、校長室での雑談は重要です。
雑談を通じて学校側の考え方や方針・計画などがわかり、疑問にも答えてくれるから。
もちろん、私などまだまだPTA役員としても未熟者なので大した質問もしていないし、知らないことだらけですが、ここでの話がPTA活動の知識の礎になり、勉強になります。
知らなくて興味が無かったことも、こうやって触れていくことで少しずつ理解していけるものですね。
きっと先輩PTA会長たちも、こうやって覚えていったんでしょう。
来月からはいよいよPTA会長になっちゃいますが、困ったら校長、教頭、事務局の先生たちに遠慮なく相談していこうと思います。
長い1年になりそうな予感です。(*´Д`)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。