赤兎馬おじさんの足跡~経験値のお裾分け~

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【中学校PTA会長やってみた】第15話 学校運営協議会で修学旅行などを議論

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■中学校のPTA会長になると、どんな仕事が待ってるの?
■PTA活動で失敗しないために、覚えておいた方が良いことは?
■実際に大変だった活動内容は?
■学校から裏話なんかも聞けるの?
■PTA会長のメリット・デメリットって何だろう?
■コロナ禍で、PTA活動はどう変わった?

 

こんな疑問をテーマにした【中学校PTA会長やってみた】は、「不運にもクジ引きにより次男が通う中学校のPTA会長に選ばれた男が、人生初のPTA活動に日々背水の陣で臨み、四苦八苦するエピソードを綴っていく!」ノンフィクションのシリーズ記事です。

 

当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m

こう見えて実は、校長・教頭とけっこう仲良くなれてきた赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。

 

コロナ禍での学校行事って、判断が難しくて悩みますよね?

 

生徒、先生、保護者の意見を調査するとやはりみなさんそれぞれに意見があり、思い思いのことを口にされます。

 

様々なご意見があるなか、最終的にはひとつひとつの学校行事の持ち方をどうするか決定しなければなりません。

 

今回は、緊急事態宣言が9月末までの前提で中学校の修学旅行の持ち方などについて、学校運営協議会で意見交換した様子をご紹介します。

 

目次

 

 

【中学校PTA会長やってみた】第15話 学校運営協議会で修学旅行などを議論

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本年度2回目となる学校運営協議会が行われ、PTA会長として出席しました。

 

この会合は、本来なら学校側と協議委員メンバーだけで行われますが、今回は昨年度と同様に拡大版としてPTA4役や3年生保護者のPTA理事会メンバーも招集。

 

11月初旬に延期にしている修学旅行の持ち方について、保護者の意見を伺うのが大きな目的でもあります。

 

学校側から配られた資料に、事前に調査した”生徒と保護者のアンケート結果”もあり、それも参考にしつつ協議へ。

 

事前アンケートの結果はどうだった?生徒・保護者の意見の傾向

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事前アンケート結果によると、場所と期間について最も多かったのは下記の通り。

 

【生徒】

「予定通り奈良・京都が良い」が74.7%

「予定通り2泊3日が良い」が82.8%

 

【保護者】

「予定通り奈良・京都が良い」が46.3%、次いで「感染者が少ない代替案」が30%

「予定通り2泊3日が良い」が70.4%

 

生徒は予定通りに修学旅行に行きたい声が多く、保護者も同様ではありますが感染者の少ない場所に変更してほしいとする意見も3割と多かったです。

 

子どもたちより、保護者の方が慎重でしたね。

 

アンケート結果の中には「行くべきでない」とする意見も5%ほどあったのも、見逃せません。

 

本当は行きたいし行かせたいはずですが、時勢によって妨げられるのはなんとも辛いもの。

 

この協議会に参集した保護者の意見はどうだったか?具体例をご紹介します。

 

運営協議会で話しがでた保護者の意見

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■感染リスクの高い”食事”のときに、感染対策を徹底させてくれれば行かせてやりたい

■移動は新幹線よりバスの方が安心

■タクシー内での感染対策をしっかりしてほしい

■旅行会社から配布されるものだけでなく、中学校独自の感染対策マニュアルを作るべき
■行くべきでないという意見の人に、学校の感染対策指導をもっと伝える必要がある

■自分の身は自分で守るべきで、除菌スプレーを携帯させるべき

 

保護者目線でのご意見で目立ったものはこういうところで、京都・奈良を反対する意見はありません。

 

現在9月後半に、感染者数が減少傾向にあることが要因だと思われます。

 

 

コロナ禍での修学旅行はどうしてる?文部科学省の発信

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今回の運営協議会に向けて、他の学校ではどうしてるんだろう?と気になり、ググったら文部科学省のQ&Aのページに着地。

 

修学旅行の実施については各学校や学校設置者において判断していただくものですが、文部科学省としては、修学旅行は学習指導要領に定める特別活動の中の学校行事に位置づけられ、子供たちにとってかけがえのない貴重な思い出となる有意義な教育活動であるため、その教育的意義や児童生徒の心情等を考慮し、適切な感染防止策を十分講じた上で、その実施について特段の配慮をお願いしたいと考えています。特に、令和2年度に実施予定であったものの実施できなかった学校においては、改めて実施に向けた御検討をお願いしたいと考えています。

出典:Q&A(学校設置者・学校関係者の皆様へ):文部科学省 (mext.go.jp)

 

この学年はまさに、昨年の東京研修(2泊3日)も県内の伊豆高原への研修(1泊2日)に変更された背景もあります。

 

sekitoba1007.hatenablog.com

 

中体連など部活動も制限を多く受け、我慢することがとても多かったですね。

 

11月初旬がどうなっているかまだわかりませんが、可能であるならぜひ希望通りに京都・奈良に行かせてやりたいと私も思っています。

 

ただし、感染対策を徹底して生徒にも保護者にも更なるご理解を求めていく必要があると感じました。

 

他にはどんな話があった?修学旅行以外の協議内容

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修学旅行の他には、下記の話がありました。

 

  • 秋に開催される体育祭の運営
  • 各学年生徒の様子
  • 学校評価分析結果

 

学校行事も縮小や参観の見直しが求められる時勢です。

 

体育祭の参観については、事前の非公式アンケートでは下記の通りでした。

 

  • 参観可能とすべき(8割) ※人数制限の条件付きなど含む
  • 参観不可とすべき(2割)

 

私の住む地域はコロナ感染者が比較的すくない片田舎ということもあり、人口の多い地区の方々とは意識の差があるかもしれません。

 

ただし、前述の通り特に保護者は慎重な意見も多くあります。

 

今後はこうした意見を尊重して学校生活や行事の判断基準に活かしていく必要があるのではないでしょうか。

 

学校運営協議会での所感

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個人的には、今後は学校や地区・県などでガイドラインと言うか明確な規定を持つのが良いと思いました。

 

学校・生徒・保護者で、細かい部分の意識のズレがあるからです。

 

全ての要望や意見を満足させるのは至難の業で、とても現実的ではありません。

 

明確な規定を作れば学校として判断できるし、迷うこともなくなります。

 

旅行会社のガイドブックもありがたいですが、先方の都合の良いことに置き換えられてしまってはいけませんから、セカンドピニオンというか客観的に捉えた独自の規定が必要に思います。

 

自分たちで改善や修正を加えながら運営する形ですね。

 

本来なら、全国共通の"明確な"ガイドラインが制定されれば苦労しませんが。

 

コロナウイルスが存在する限り、来年以降もずっとこうした議論は繰り返されるでしょう。

 

それと、オンライン参観は感染対策にとても有効な手段だと思うので、これもガンガン進めてほしいと学校側に伝えてきました。

 

感染リスクを最小限に、子どもたちの学びや体験の機会を最大限にするためにできることは何か?

 

これからのPTAに課せられた大きな使命だと感じています。

 

 

あれ?なんか今回は真面目でしたかね。(*´Д`)

 

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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