学校名と名前を代入するだけで利用できる祝辞はある?
コロナ禍にも読めて、汎用性が高く引用しやすい挨拶の例文はない?
小学校でも中学校でも使える、PTA会長が感動された挨拶の実例は?
こんな疑問にお答えします。
当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m
こう見えて実は、中学生の次男の卒業式で読んだ祝辞が保護者や子供たちになかなか好評だったので最近ご機嫌な赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。
PTA会長の一大イベントである"卒業式の祝辞"って、悩みますよね。
私もいろんな祝辞の例文を探し比較・研究して、やっとの思いで自分の納得いく祝辞が完成しました。
今回は、小学校や中学校の卒業式で使える祝辞・挨拶の例文(実際の文章)を公開します。
時間の無いPTA会長のために、手っ取り早く"学校名や日付、自身の名前を代入するだけでそのまま使えるようにしてあります"ので、迷っている方はぜひご参考にしてみてください。
一部でも全部でも、あなたの祝辞の悩みの解決につながるヒントになれば幸いです。
目次
- 卒業式でPTA会長の挨拶!中学校で感動された実際の祝辞を公開
- 卒業式の挨拶に向けてPTA会長が卒業式までにすべき準備
- 祝辞とは?失敗しないために卒業式の前に知っておきたい心得
- 【まとめ】卒業式の挨拶で祝辞を読むPTA会長へ
卒業式でPTA会長の挨拶!中学校で感動された実際の祝辞を公開
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
卒業生の保護者を代表しまして、一言ごあいさつをさせていただきます。
子ども達が無事、中学三年間の学業を修め、この〇〇中学校を巣立ち羽ばたいてゆく今日の良き日を迎えられましたのも、日々熱心にご指導くださった〇〇校長先生を始め、教職員の方々のおかげと心より感謝しています。
そして保護者の皆様、お子様が生まれたときの感動、成長を見守る喜び、もちろんそれだけでなく、不安や葛藤も数え切れないくらい感じてこられたことでしょう。
十五年間でこれほどまでに立派に育て上げられ、本日、義務教育修了という大切な節目を迎えられました事、心よりお慶び申し上げます。
さて、卒業生の皆さん、これまでの学校生活を振り返ってみてください。
どんなことに努力してきましたか?
コロナ禍で様々な行事の制限が続く中、それでも何かを成し遂げようと目標を掲げ、勉強や部活に取り組んだことや、仲間たちと切磋琢磨したことなど、いろいろあるでしょう。
しかし、その全てが報われた、というほど甘くはなかったと思います。
「すごく頑張ったのに、結果がでなかった・・・」なんて経験はありませんでしたか?
こんな経験をすると「努力してもムダじゃん!」と感じてしまい、努力が嫌いになってしまいますよね。
でも実はそれ、大きな間違いなんです。
なぜなら、皆さんは努力によって手に入るものは”成功”だと思っているかもしれませんが、実は努力で手に入るのは”成功”ではなく、”成長”だからです。
成功するかしないかは運や才能の要素もありますが、成長するかしないかは自分の努力次第だということを、よく覚えておいてください。
努力は、決してムダではありません。
テストで満点をとることよりも、大会で優勝することよりも、努力を重ねて成長し続けることの方がずっと大切です。
例えまわりの人から結果だけで判断されたとしても、自分だけは自分の努力、成長を認めてやりましょう。
結果が出なかったからと言って、必死で努力した自分、成長した自分を褒めてやらないなんて、あまりにも不公平ですからね。
それに、努力し続けた中で、志を同じくする仲間との絆も深められたはずです。
皆さんは、ひとりではありません。
この〇〇中学校で互いに絆を深めた仲間たちがいることを、これから先もずっと忘れないでください。
先生方も我々保護者も、新しい道へ進んでゆく皆さんを応援しています。
卒業生の皆さんのこれからの活躍と健康を祈念いたしまして、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。
令和〇〇年〇〇月〇〇日
PTA会長 赤兎馬おじさん
これが卒業式のPTA会長挨拶として、筆者が実際に述べた祝辞です。
時間がないPTA会長のために、文章中に"〇〇"と表記した部分に学校名や人名などを代入するだけでそのまま使えるようにしてあります。
挨拶の最後に、くれぐれも"赤兎馬おじさん"と名乗らない様にご注意を。
教職員への挨拶の後と保護者への挨拶の後にそれぞれお辞儀をして、段落やシーンを意図的に切り替えていくとメリハリが付くのでオススメです。
■コロナ禍にも適用しており、使いまわし感を抑えた
■文字数は1,000文字程なので、式辞用紙1セットの中にピッタリ入りきる
■ゆっくり読んでも一般的な3~5分で収まる
実際に読んだ経験値によると、噛まずにゆっくり読んでも3~5分で十分に読み切れる文字数が1,000文字ほどです。
PTA会長としての挨拶が短すぎては素気ないし、逆に長すぎて苦痛に感じさせることが無いようにも配慮しました。
同時に保護者の代表としての立場から、教職員への挨拶文を先に述べて感謝の気持ちを伝えることに。
内容はご覧の通り、小学校でも中学校でも理解できるし大人(保護者)にも忘れないでほしいオールマイティな内容にしたつもりです。
卒業式の挨拶に向けてPTA会長が卒業式までにすべき準備
祝辞って式辞用紙に書いて用意するんですよね。
もちろん手書きでも良いのですが、早く正確に作成したかった私は印刷しました。
家庭でももちろん作成可能で、パソコンで文章を用意してプリンターで印刷するだけ。
祝辞を用意する卒業式まで時間がない方や、時間はあるけど印刷方法を確認したい方は、こちらの記事が参考になると思います。
祝辞とは?失敗しないために卒業式の前に知っておきたい心得
卒業式の祝辞は、厳かな雰囲気の中で大勢の前で読み上げるのが一般的。
PTA会長は数々の会合で挨拶をしてきた経験値を活かし、ここぞとばかりに堂々と祝辞を読み上げる・・・わけですが、緊張して思うように落ち着いて振舞えない方もいると思います。
アドリブで話したり多少は噛んでも気にされないPTA理事会や総会での挨拶と異なり、事前に用意した祝辞を丁寧に読み上げるわけですからね。
しかも、子ども達にとっても保護者にとっても一度きりの大切な舞台。
祝辞を読み上げることで失敗したくないPTA会長も多いでしょう。
大勢の人前で話し慣れていない方のために、緊張しないための対策術や心得をご紹介しいます。
PTA会長たるもの、最低限の祝辞のマナーくらいは心得ておきたいもの。
祝辞を述べるために演台に進むまでの一連のマナーを再確認したい!という方は、こちらの記事を一読しておくことを推奨します。
【まとめ】卒業式の挨拶で祝辞を読むPTA会長へ
卒業式の祝辞を読むPTA会長は、「失敗しないかな?」とか「この文章で上手くやれるだろうか?」などと、いろんな不安や悩みを抱えやすいもの。
しかし、誰でも多かれ少なかれ緊張するのは当然なので、決して慌てなくて大丈夫です。
私も緊張しましたが、終わってみれば卒業生たちだけでなく保護者や教職員からも「感動しました!」との嬉しいお言葉も頂けました。
PTA会長冥利に尽きると言うか、頑張って祝辞を用意して話したからこその収穫です。
"聞き手に刺さるように上手く伝えよう"とか、"誰よりも感動的に話そう"とかいうより、「真心を込めて伝えたい」という気持ちが何より大切だと実感しました。
失敗を恐れず、PTA会長で祝辞を述べる立場にあるあなただからこそ得られる貴重な経験値です。
誰でも経験できることではありません。
あなたもぜひ、注目を浴びる快感を楽しんでみてください!(゚∀゚)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。