赤兎馬おじさんの足跡~経験値のお裾分け~

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オヤジの嗜み・愉しみ・ぬか喜びを日々発信していく、ややゆるいブログ。     今日も「おやじライフ」を満喫中。

【中学校PTA会長やってみた】第2話 修学旅行の非公式アンケート結果報告

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■中学校のPTA会長になると、どんな仕事が待ってるの?
■PTA活動で失敗しないために、覚えておいた方が良いことは?
■実際に大変だった活動内容は?
■学校から裏話なんかも聞けるの?
■PTA会長のメリット・デメリットって何だろう?
■コロナ禍で、PTA活動はどう変わった?

 

こんな疑問をテーマにした【中学校PTA会長やってみた】は、「不運にもクジ引きにより次男が通う中学校のPTA会長に選ばれた男が、人生初のPTA活動に日々背水の陣で臨み、四苦八苦するエピソードを綴っていく!」ノンフィクションのシリーズ記事です。

 

当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m

こう見えて実は、自身の修学旅行も京都・奈良で、今でも楽しかった思い出が残っている赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。

 

中学校の修学旅行って、一生の思い出になってる方は多いでしょう。

 

今回は、コロナ禍に於ける中学校の修学旅行の実施時期と場所について意見調査した、非公式アンケートの結果を学校側に報告してきたので、その様子をレポートします。 

 

目次

 

 

予定していた修学旅行の時期と場所は?

 

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予定していた時期と場所
開催時期:2021年5月中旬、2泊3日
旅行先 :京都・奈良

 

京都・奈良を修学旅行先にするのは、私が子供の頃よりもっと前からの話で、もはや伝統のようなものですね。

 

次男の中学校では、毎年5月に開催していました。

 

ただしコロナ禍の昨年(2020年度)は10月に延期され、修学旅行で京都・奈良へ行くことが禁止されていたので、三重県に変更して実施された背景があります。

 

【知らなかった事実】修学旅行のプランは2年前から計画されていた

 

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知らなかったこと
■修学旅行のプランは2年前から計画されていた

 

これ、校長室での雑談で伺うまで、知りませんでした!

 

次男(現在中学3年生)が1年生だったころに、すでに旅行会社を押さえておく目的で、修学旅行の実施時期と場所を仮決定して予約しているのだそう。

 

毎年恒例だし、2年前なんて新型コロナなんて誰も予想してませんでしたよね。

 

ウチの学校は小さな田舎町に有るので、旅行会社の選択肢も少ないのです。

 

その中で、大きな他校と日程が被ってしまうと調整が必要になるため、このように2年前から計画をしているんですね。

 

非公式アンケートをとった理由と経緯

 

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この記事を書く2021年4月現在もコロナ感染者は増え続けており、特に大阪や兵庫などの関西方面で大変な状態に。

 

果たして、この状態で京都・奈良への修学旅行に行くのは如何なものか?

 

実は先日の入学式で中学校を訪れたとき、校長室で打ち合わせやPTA関連の雑談をしていた際にこの話が出ました。

 

 

校長「この状況で修学旅行はどうなんでしょう?」

 

赤兎馬「GWの2週間後ですもんね。感染者も増えてますし、読めないですね。」

 

校長「赤兎馬さん、(比較的大人数の)サッカー部の保護者にご意見を聞けませんか?」

 

赤兎馬「そうですね、LINEでアンケートを取ってみましょうか。多い方が良いから、PTA本部役員にも聞いてみますよ!」

 

校長「助かります、ありがとうございます。正式には別途、生徒たちにアンケートをとりますから、宜しくお願いします。」

 

聞けば、修学旅行を予定している5月中旬の1か月前になる翌週には、旅行会社に最終決定をしなければならないそう。

 

それを過ぎると、キャンセル料が発生(プランニング料1,800円/人は発生済)するので、なんとか今週中にアンケート結果をまとめてほしいという要望でした。

 

入学式で人生初の祝辞を述べ、疲労感と達成感に包まれて帰宅した後、せっせとLINEで文章を書き込み、一斉配信!

 

文明の利器って、凄いですよね~便利ですわ(゚∀゚)

 

アンケートの結果報告!学校側とPTA会長の会談内容は? 

 

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報告の前夜、アンケートの結果をまとめるべく書類作成しました。

 

保護者の皆さんの意見を噛み砕いて要点をまとめて箇条書きにしつつ、場所と時期についての集計結果を数値化したものです。

 

こう見えて実は、結構がんばりましたよ!(゚∀゚)

  

保護者への非公式アンケート集計結果

 

集計結果
■回答率:6割強
■開催時期:延期が5割、5月が1割
■旅行先:京都・奈良が6割弱、三重(昨年同様)が2割強

 

回答の文章から解読した結果、明確なのは上記の通りで、特に触れていない物は抜きにしています。

 

期日までに回答がなかったものは、学校に一任ということで良いでしょう。

 

ちょうど、「まん延防止等重点措置」がはじまったところで、関西の感染者が日々増加傾向だというニュースで取り上げられている最中です。

 

この措置自体がどれほどの効果があるのか今のところ未知数ですが、5月に安心して関西に旅行に行ける!とは思えないのが本音。

 

校長や事務局の先生方の反応は?

 

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事務局の先生方(3年主任)は、結果を食い入るように見つめていました。

 

まるで、私が通知表を渡したかのようです!(゚∀゚)

 

というのは冗談で、これが保護者の意見の参考値となるので、頭を抱えた様子。

 

保護者の意見調査結果には一定の理解を示しつつ、スケジュールの変更に対してはやはりちょっと抵抗が見られます。

 

気持ちはよ~くわかるんです、私も!

 

校長はというと、自らの考えも差し込みながらいたって冷静に客観視、さすがです。

 

「いま京都へは行かないでね」県からも要請が・・・?

 

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 そこで、校長が1枚の書類を見せてくれました。

 

毎週金曜日に県から中学校に配布される資料です。

 

そこには、コロナ感染者が増加している都道府県が着色され表示されていました。

 

要するに、「色を塗った都道府県には、いまは行かないでね!」っていう意味です。

 

強制力の有無は別として、こんな状態で京都・奈良への修学旅行を強行するわけにはいきません。

 

まわりの中学校も、京都・奈良は見送り、時期をずらしたり場所を変えるなどのリスケを余儀なくされたそう。

 

例外なく、ウチの中学校も5月の京都・奈良への修学旅行は白紙です。

 

修学旅行に対する子供たちの率直な気持ちは?

 

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あれこれ議論しつつもラチが明きません。

 

そこで、事前にとってくれていた子どもたちのアンケート結果を拝見すると、「京都・奈良に行ってみたい」「コロナが心配だけど、古都の雰囲気を見てみたい」といった意見が目立ちました

 

個人的にはもっと、「去年と同じでナガシマスパーランドに行きたい」という意見が散見されるかと思いましたが、ほとんどありません。

 

授業でも意図的に京都・奈良を学ばせていたようで、子どもたちの希望は京都・奈良への憧れが強かったのです。

 

修学旅行の行き先と日程の結論はどうなった?

 

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コロナ禍での修学旅行の計画は、非常に難しいものです。

 

全ての意見を満足する対応は不可能なので、なるべくご意見を汲みつつも、最終的にはいずれかに決めなければなりません。

 

一通り意見が出されたあと、私は原点に返りました。

 

原点とは、子どもたちのことを最優先に考えるということです。

 

子どもたちのアンケート結果によると、「京都・奈良に行ってみたい」という気持ちが強い子たちが多数を占めていました。

 

スケジュールの変更は教職員や旅行会社にとって厳しいのは承知していますが、私はひとりの親として子供たちの想いを最優先させてあげてほしい旨、推して推して推しまくったところ、3年主任の先生方も快く同意して下さったのです。

 

もちろん、校長も賛同してくださり、1時間に及ぶ議論は終了しました。

 

結論
■子供たちの意向を汲み、京都・奈良を最優先させる
■旅行会社に10月に延期する方向で、再計画を依頼する
■期限まで様子をみて、京都・奈良がどうしてもダメなら他の場所にする

 

現在、この方針で校長をはじめ関係教職員の方々が尽力なさっています。

 

どうなる?2021年度の修学旅行

 

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アンケートをとると、子どもたちや保護者の考えが見えてきます。

 

学校で議論すると、教職員の苦労や哲学なんかも聞こえてきます。

 

正解がない中での話し合いは平行線になりがちですが、それでもいずれかに絞らなければならないのが非常に難しいと感じました。

 

どれをとっても一長一短。

 

子どもたちも保護者も教職員も願うことは一緒なんですが、なかなか実現できないもどかしさがあります。

 

  • このままゴールデンウィークでの感染者は、増えるのでしょうか?
  • 「まん延防止等重点措置」は、どれだけの効果があるのでしょうか?
  • ワクチンの普及は、予定通りに進むのでしょうか?
  • 子どもたちが笑顔で修学旅行に行ける日は、いつもどってくるのでしょうか?

 

誰のせいでもありませんが、これじゃコロナ感染のニュースがこれまで以上に気になってしまい、秋口までうかうか昼寝もできそうにありません。(*´Д`)  

 

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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