【魔法のサッカーコーチング】(著:畑 喜美夫さん)がサッカー指導や子育てに、とても
役立つのでオススメの著書ですよ!っていうお話です。
当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m
こう見えて実は、拘りの子育て術を貫くという意外な一面を持つ赤兎馬おじさんです。
子どもの成長を促し、見守るのが親の務めですね。
或いは指導者として子供たちに接する方も、その教育・指導の方法を様々な角度
から考察・分析・改善して各々の成長っぷりに感動を覚えるものですよね。
「大人が教えないと、行動できない子ども」
「自分で考えて自分で判断し、行動できる子ども」
将来社会に旅立つとき、どちらの子どもが一人で生き抜く力をより多く
身に付けていると思いますか?
言うまでもなく、後者ですよね。
サッカーに詳しい方も、そうでない方も。
子供と向き合い、子育てのことを真面目に考えたいあなたにお伝えしたい。
子どもの自立心を養うための、強力なマインドやメソッドが紹介されているのが、
今回紹介する【魔法のサッカーコーチング】です。
目次
- あなたにとってサッカーとは何ですか?子育てとは何ですか?
- なぜボトムアップ理論なのか?
- 指導者はファシリテーターとして役割を果たすことが重要
- 子供の成長を最大化させるために
- 魔法のサッカーコーチングは日常生活すべてに効果アリ
- ちょっと印象的だったお話を紹介
- まとめ
- あわせて読みたい!関連記事のご紹介
あなたにとってサッカーとは何ですか?子育てとは何ですか?
サッカーにも子育てにも、いろいろなご意見や拘りがあると思います。
部活やクラブでサッカーを学んでいる子を持つ親御さんにとって、お子さんに成長
してほしいという願いは共通のものですよね。
監督やコーチにしても然りで、子供たちの成長に繋がる指導をしたいはずです。
私事ですが、ウチには2人のサッカーが大好きな男の子が居ましてですね、休日には
なるべく現地まで応援に駆けつけるのが父親の務めと思い、また、我が子の成長を
毎回楽しみに見てきました。(´・ω・)
私はもともとサッカーを習った経験がありませんでしたから、コーチングと言っても
具体的にどうすれば良いのか知りませんでしたが、とにかく応援したい気持ちだけは
人一倍強かったので、子どもの為と言い聞かせ、良かれと思い応援に加えていろいろ
指示するようなこともありました。
子どもが折角サッカーを学んで、経験して、心身ともに成長するわけですから、それに
最大限の付加価値を付けてあげて、自分も頑張って応援するぞ!教えて
やるぞ!って考えていたんですね。
そんなある日、親としてどうにか子供の成長を最大限に期待できるような方法が無い
か、模索していたときに出会ったのがこちらの著書なんです。
子育てを念頭にしたサッカーでの応援の仕方について、実に多くの事が目から
ウロコでしたし、今ではこの本で学んだことをサッカーだけでなく、日常で子ども
と接するときのあらゆることに応用しています。
なぜボトムアップ理論なのか?
会社では社長のトップダウンで統率している組織が多いと思いますが、こちらの本では
ボトムアップを推奨しています。
ちなみにボトムアップとは、下からの意見を吸い上げ組織全体を纏める管理方法です。
私もこの本に出合うまでは、親やコーチがいろいろ教えてやるのが子供の成長の手助け
だと考えていましたが、時として必ずしもそうでないことに気づかされまし
た。
むしろ、このボトムアップを取り入れることで畑喜美夫さんは、広島県立広島観音高校
サッカー部を全国高校総体に於いて全国制覇を成し遂げてらっしゃるので、実績も申し
分ありません。
ボトムアップに拘る大きな理由として、サッカーのテクニックを指導するものではなく
子どもたちや選手の能力を認めてリスペクトする、いわゆ
る「心」の指導であると、仰っていまして、私もこの部分にとても共感しまし
た。
サッカーを通じて人間力を磨き、社会へ旅立つための準備に繋がりますからね。
なにより、子供の成長を最優先させた指導方法で、且つ私にも
できることが非常に多いというのが、とても魅力的です。
一般的なボトムアップのメリット
- 現場(チーム)の意見をくみ取りやすい
- 自ら考え、行動できる子どもを育てやすい
- 子どものモチベーションを維持しやすい
- 誰にでもできる指導方法である
一般的なボトムアップのデメリット
- 意思決定に時間がかかる
- 意見対立が増加し、組織としての一体性が薄れる場合がある
- 優秀な人材が不可欠
指導者はファシリテーターとして役割を果たすことが重要
ボトムアップに於いて、如何にしてこのメリットを最大限活用し、デメリットを最小限
に抑えるか。
とても気になりますよね?
どうやって指導するのでしょう?
指導者は、「ファシリテーター」として意見をまとめたり、様々な方向へ
導かせることも重要な役割だと説いていまして、その具体的な事例なども詳しく紹介
されています。
私も子供たちに接するとき、ファシリテーターになりきる場面が増えました。(´・ω・)
子供の成長を最大化させるために
子供は環境次第で大きく変化します。
所属するチームメイト、コーチからの指導、親御さんの応援の声など、全てに於いて
子供たちに少なからず影響を与えますよね。
その中で、指導を受けてこそ成長する考え方も確かにあると思っていますが、如何に
子どもの成長を最大化することができるか?
- 選手が主役
- 自主自立の精神
- 考える指導
これらをテーマに掲げ、子供の可能性が無限大であること、如何に子どもが好きであり
人を大切に思えるかについてしっかり考え、子供を大切にすることを前提とした指導
方法です。
サッカーだけが上手い選手か、人としても成熟した子供を育てるか。
私なら、間違いなく後者を選びます。
そのためには、子供が行動を起こすための環境づくりがとても大切
ですよね。
魔法のサッカーコーチングは日常生活すべてに効果アリ
この本に主に書かれている高校サッカーだけではなく、小学生や幼稚園児などのもっと
小さな子供に対しても共通した手法が使えます。
というよりむしろ、なるべく早い段階から取り組むべき指導方法
かもしれません。
親のちょっとした意識改革だけで、子供の自立心を養うことに直結するわけですか
らね。
ちょっと印象的だったお話を紹介
本書では写真が掲載されていますが、練習の前に部室で荷物がキッチリ並べられた写真
がありまして、とても感銘を受けましたね。
ちょっと紹介させて頂きます。
どうですか?
私、こんなに綺麗に整頓された部室など見たことも聞いたこともありませんでした!
サッカー日本代表も、ロッカールームがいつも綺麗に片付けられていると、世界各地で
絶賛されていますよね?
サッカーって、こういう人間性を高めるのにもうってつけのスポーツでもある
ようで、魅力がとても多いですね!(・∀・)イイネ!!
まとめ
サッカーを知っているか知らないかではなく、どのような指導や接し方が子供にとって
最善なのか?について、考えてみることが大切な第一歩です。
子どもたちは折角サッカーを頑張るのですから、親もコーチも全力で最高の環境を
作ってあげて、自ら考えて行動できる子どもを育てませんか?
何を教えるべきか具体的に考え見つけるのも勿論大切ですが、何より畑喜美夫さんが
取り組んでこられた「ボトムアップ理論」と「サッカーコーチング」自体の根幹の
部分であるマインドやメソッドをしっかり理解することが肝要ではないで
しょうか。
全てのヒントはそこにあります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。