【サッカーで子どもの力をひきだす オトナのおきて10】 のススメ!
この記事では、サッカーキッズのパパ・ママにおすすめしたい一冊の書籍
「サッカーで子どもの力をひきだす オトナのおきて10」を紹介します。
サッカー少年、サッカー少女への接し方って、難しいことが度々ありますよね。
私自身、監督やコーチでもなければサッカー経験もありませんので、
二人のサッカー少年(もう青年ですが)にどう接したら良いのか悩んでいた時期がありました。
そんな悩みを解決してくれたのが、こちらの本です。
この一冊にとても大事なことがいくつも書かれていますので、お子さんとの接し方も
慌てず騒がず、嘆かず怒鳴らず(笑)対応できるヒントに繋がります。
今回は、そんな悩みを解決してくれた体験談を元に、ご紹介します。
概要
池上正氏監修
サッカーを楽しむ子どもとの接し方のヒントが紹介されています。
本のタイトルにもある通り、10のおきてを見出しとして構成されています。
ここで内容を書くわけにはいきませんが、どれもとても大切なことばかりです。
「おきて」としているのがミソで、親としての心構えやルールについて、
時として実際にあった具体的な例を取り上げて解説して下さっています。
また、親としての部分も多いですが、中にはサッカー指導者の立場としてのことも書かれています。
あくまで「叱らずに!」をルールとした指導方法は、実に興味深く面白い内容です。
- 子供に勇気を与える言葉
- 仲間から学ぶ、仲間に教える指導
- あえて褒めてから課題に気付かせる
- 気付いた課題の解決方法を見つける
- その解決方法を親も一緒に考え、寄り添う
- 厳しい言葉をやさしい言葉に変える
- 具体的な数字を挙げて刺激する
あくまで子供たちファーストです。
子どもたちが如何にモチベーションを上げ、維持できるか、また向上心を持って
サッカーに取り組めるかを追求した指導・手引きがここに書かれています。
表紙にも書かれていますがDVD付ですから、詳細を動画で確認することもできますね。
本書で学んだ大切なこと
私自身、こうあるべき!と先入観をもっていたいくつかのことが、この本を読破するころには覆されていました。
そして、子供たちが中学校・高校に進学した今でも役に立っています。
子どもとの接し方の基礎を学べたと思っています。
どのおきてにも共通していることは、「子供の成長を最優先させること」だと感じました。
そうです。
子供がサッカーを楽しむ・学ぶのは、親である自分自身が満足するためではありません。
子どもファーストなのです。
サッカー活動が社会にでる練習になり、難しさや楽しさを学んでほしいものです。
その過程で、親である我々もまた成長していくわけですね。
まとめ
こんなとき、子どもとどう接したら良いのか?悩みつつ、迷いつつ、
サッカーの専門知識や経験が無いけど、自分の考えでアレコレ指示してしまう。
それでも子どもにとってお父さんはお父さん、お母さんはお母さんです。
聞きたくないことも聞かなければならないものです。
どうせ大変なサッカーを続けるのですから、折角なら
より楽しく!
より成長して!
よりサッカーを学びたい!
ものですよね。
子どもにやる気が無いように見えた時、つい怒鳴ってしまった自分が恥ずかしい。。。
ですが、この本を読んでからはもう過去の自分です。
そんなお父さん、お母さんは実際のことろ多いと思います。
私はこの本を読んで、子どもにこんな接し方をするようになりました。
- 子どもが得意としていることは、めちゃくちゃ褒めまくります!
- 子どもが苦手としていることは、一緒に練習します!
- 試合が上手くいかなかったとき、帰りの車でもそれを責めることはせず、良かったことを褒めます!
サッカーって、プロになる!だけが目的なのではなく、正しい活動をすれば
社会に出るための準備までできて親も成長できる、とても素敵なスポーツなんですね。
そして子どもが将来、サッカーを続けてきたことが素晴らしいことだったと胸を張って
言えるようになったら素敵ですよね。
今日も良いこと書いちゃいました!
我が強い私が、我が子の成長を願う気持ちで自分のやり方を大きく変えるきっかけに
なった、とても勉強になる本です。
子どもは自分でも成長していきますが、親または指導者であるあなたがそれを手助け
してあげるために、今すぐ始められる工夫や、誰にでもできる
簡単なテクニックを知って接するかどうか、決めるのはあなた次第
です。
あわせて読みたい!関連記事のご紹介
最後までお読みいただき、ありがとうございます。