高校時代にエレキギターを手に入れて、憧れのギターヒーローよろしくあれもこれも
経験させてくれたFenderJapanのストラトキャスターと、Burnyのレスポールに感謝を
込めて執筆します。
当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m
こう見えて実は、若かりし頃に趣味でバンドを楽しんでいた赤兎馬おじさん
洋楽ロックのコピーバンドでしたね。
この記事は、完全自己満型の記録として執筆しますので、エレキギターもしくは赤兎馬
おじさんに興味関心がない方は、そっとページを閉じることを推奨します。
そして、この記事だけは読者満足度を完全無視で、自分の書きたいように素の自分で
書かせて頂きますのでご承知おきを。
10年後、20年後の自分に向けてブログを書きます。
愛したギターを手放した衝撃は、想像以上でした!
自己満の記事は検索流入が見込めない?SEO的にもブログにマイナス?ドメンパワーが
下がるかも?
そんなの、知ったこっちゃありません。(゚∀゚)
今回は、ずっと使っていなかったエレキギターを処分したことで、めっちゃおセンチに
なった心情を綴りつつ、最高の相棒たちに敬意を込めて記録を残します。
目次
- 【日記】20年前の出会いに感謝!エレキギターを手放して蘇る思い出
- FenderJapanのストラトキャスター(茶)は、人生初のバイト代で獲得
- Burnyのレスポール(白)は行きつけのバーでのライブ用
- ギターは楽器?手放して悟る!俺にとって恋人であり相棒
- あわせて読みたい!関連記事のご紹介
【日記】20年前の出会いに感謝!エレキギターを手放して蘇る思い出
正確には20年"以上"前の話。
赤兎馬青年がまだ高校2年生だった頃、夏休みに人生初めてのバイトをしたんです。
ブラックキャット的な運送会社の仕分け作業のアルバイトですね。
ベルトコンベアに流されてくる荷物(ゴルフバッグ多し)を、ただひたすらかごに詰め
捲り、間に合わなければコンベアを停止させて周りに迷惑をかけつつミッションを熟す
といった、サバイバルゲームのようなものです。
1か月間、地道に稼いだ人生初報酬は4万円ちょっと、といったところ。
これで手に入れたのが、当時興味を持ったエレキギターだったんです。
高校時代、先輩のMD(懐かしい!)で聴いたエアロスミスに衝撃を受け、ソッコーで
CDを買って聴きまくり、自分もギターを弾いてみたい!と釣られ意気込んだのが
キッカケでしたね。
スティーブン・タイラーのハスキーでエロい歌声と、ジョー・ペリーのエロいギター
リフに魅了された赤兎馬青年は、とにかく自分もエレキギターというものでモテたい
エアロスミスを弾いてみたい!
これが、高2の夏休みの原動力でした。
バイト代が入るや否や、ギター雑誌の広告欄に乗っていたエレキギターセットから好み
のギターを選定し、電話注文して待つこと数日。
赤兎馬青年は、ついに念願のFenderJapanのストラトキャスター(茶)を手に入れたので
す。
FenderJapanのストラトキャスター(茶)は、人生初のバイト代で獲得
そんな人生初のバイト代で手に入れたのが、FenderJapanのストラトキャスター。
当時、高校生の赤兎馬青年にとっては一生ものの買い物です。
今でもハッキリ覚えています。
自分より先に楽器を始めたK君から、「これならアンプも付いてくるから、届いたその
日に弾けるよ」というアドバイスを貰いましたね。
で、届いて早速ギターとアンプ・スピーカーをシールド(ケーブル)で繋いで、ジャーン
とかき鳴らしました。
期待以上に快感でしたね!!!
人生で初めて弾けた曲
で、早速K君を部屋に招いて指導を受けました。
エアロスミスに憧れてギターを始め、ジョー・ペリーのギターリフに魅了された赤兎馬
青年は、とにかくひたすらがむしゃらに練習しまくる日々。
そして人生で初めて弾けるようになった曲は・・・何と!
Brandnew my lover / Mr.Children
Mr.Children 「Brandnew my lover」 MUSIC VIDEO
え?ナンデスカ?
これが現実ですよ、エアロスミスの曲は初心者にとってハードルが高いのです。(笑)
ボレロっていうアルバムに組まれた一曲で、バチバチしたディストーションサウンドの
ギターリフと、桜井さんが歌う哲学的な歌詞が魅力です。
今聴いても斬新な曲ですね、もう弾けませんけど(笑)
もちろん、当時はYouTubeのようなネット普及も進んでいませんでしたから、赤兎馬
青年はスコアブック(ギター用の楽譜)とCDのみを駆使して頭と両手に叩き込んだわけ
です。
洋楽ロックのブームに乗っかり?後のバンドメンバーとジャムる
ストラトの思い出はここからです。
当時通っていた工業高校の仲間に、音楽の趣味がよく合うヤツがいました。
しかも地元の、自分と同じ中学校を出身しているS君です。
彼は後に、一緒にバンドを組んでライブをやることになります。
洋楽ロック好きが勢い余って、彼は私のギターおりちょっと早くベースを弾き始めて
いました。
通学の途中、自転車をこぎながら語り合う洋楽の趣味が一致し、見事に会話が弾んで
いくではありませんか!?
そんなS君と心が通じ合うのも時間の問題でしたね。
いつしか、彼の部屋にギターを持ち込んではタバコを吸いジャムセッションを繰り返す
日々が続きました。
冗談も合うし、音楽の趣味も合う仲間がこんなに近くに。
毎日のように彼の部屋に立ち寄り、お互いにお気に入りのCDを再生しては弾き合い、
いつしか「バンド組みたいね」なんて話をするようになっていきました。
高校時代に結成したバンドもあったっちゃあった
高校時代にも、なんとなくバンドっぽいメンバーを集めることができました。
最初のヴォーカルは高校屈指の遊び人U君で、ドラムには本業がベースのY君が即席で。
何度かスタジオで合わせました。
Aerosmith - Eat The Rich (Official Video)
ドラムはなんとか形にしてくれるとはいえ、ボーカルはアウト!
洋楽とはいえ歌詞を覚えてこないうえに、曲もよくわかっちゃいないわけで(;´Д`)
彼はその後自主的にバンドを去り、せっかく貸したCDも無駄になりました。
結局、後にライブをやるに至ったバンドを結成したのは2年後
やがて、ドラムが去ってまたベースのS君と二人で喫煙ジャムる日々。
2年後、高卒で就職した我々にもバンド結成のチャンスが訪れます。
ベースのS君の勤務先にギタリストとドラマーがいて、なんと、彼らは我々と音楽の
趣味がかなり合うとのこと!
これはもう、ソッコーで確保しかないでしょ!と思い立ち、早速彼らとスタジオへ。
洋楽の趣味も、性格も、かなりフィットして良い感じです。
そして、4~5歳ほど年上で謙遜しつつも実力派!なので、リードギター(難しい方の
ギターのセクション)はもちろんお任せすることに。(笑)
ドラマーも、マニアックな変態ドラマー(敬意を込めて言っています)で、高校の頃に
やってたソレとは完全にレベルが違います。
ヴォーカルには自分らの高校時代のカラオケ上手い王を招き、結成!
社会人になって、初めてバンドっぽいメンバーが揃ったんですね。
何度もスタジオでセッションし、居酒屋で飲みながら皆がやりたい曲を意見交換して
次のスタジオで合わせてみる、その中から上手くいく曲を増やしていってセットリスト
が完成していきました。
ライブハウスに妊娠中のカミさんを招いた話
本日の『ありがとう』
— 赤兎馬(せきとば)@ゆるいオヤジはてなブロガー (@sekitoba1007) 2020年12月11日
手放す前のラストプレイ🎸
画像だけならテクニシャンかも😂 pic.twitter.com/drHMTI4FZ6
楽器をやるって言ったら、バンドをやりたいもの!
バンドをやるって言ったら、ライブをやりたいもの!
そんなわけで、スタジオで何度も練習を重ねた成果を披露しようと、ライブをやること
になったわけです。
正直、私は演奏は下手だけど盛り上げキャラで、コーラスやアドリブで頑張るタイプ
なんですね。
要するに、技術より勢いでゴリ押ししちゃう系男子です。
スタジオでも、リードギターが不在の日は自分が豪快にへったくそなギターソロを
カマしてバンドの笑いを誘い、曲を一時中断させることもよくありました。(笑)
それでも、コツコツ練習すればライブもできるもの。
隣町のライブハウスで初ライブを敢行し、バンドメンバー一同、大いに楽しませて
もらいました。
メンバーそれぞれの人脈を駆使し、小さなライブハウスに50人近くの観客を招いた
ことと記憶しています。
当時私は21歳で、同級生でもあるカミさんの腹の中には長男がいました。
私はどうしてもライブに来てほしく、スタッフに頼み込んで2階のスタッフルームで
観ることを許可して貰いました。
あのライブのとき、長男はお腹の中でグルングルン回っていた!と、当時カミさんは
話してくれましたね。
ちなみに、人生初めてのライブのセットリストの中で最初の一曲目は、Buckcherryの
Lit upでした。
Buckcherry - Lit Up (Official Video)
人生初ライブはストラトで!ライブハウスは今は無き思い出の場所
それにしても、高校時代に手に入れたストラトで奏でるサウンドを、ステージのすぐ
そばで飛び跳ねてくれる観客が居たわけです。
ライブのあと、何人かの観客たちと交流が持てたのも夢の様でしたね。
その思い出のライブハウスも、残念ながら今はもうありません。
寂しいものです。
かつてのようなバンド最盛期だからこそ、各地で人気のライブハウスがあったこと
でしょう。
ありがとう『FenderJapanストラトキャスター』
FenderJapanのストラトキャスターは、かなり良い仕事をしてくれましたね。
人生初めてのエレキギター。
初恋のギターであり、何度も教えられた先生です。(゚∀゚)
あなたなくして、ギターの、ロックのなんたるかは体験できませんでした。
初ライブの後、繰り返す接触不良をハンダ小手で何度も修復し、最後は音が出なく
なっちゃったけど、他のギターでは出せなかったあの音は、今でもこの耳に鮮明に
刻まれいます。
ありがとう。
Burnyのレスポール(白)は行きつけのバーでのライブ用
そんな美談で終わりにしておけば良い物の、赤兎馬おじさんは乗り越えていくんです。
Burnyのレスポール(白)を手に入れたのは初ライブの後。
長男の出産を控えていて、当時まだ実家暮らしだったとはいえ節約に努めなければなら
ない立場でありながら、楽器屋で出会った美しいフォルムとサウンドに一目惚れした
わけです。
バンドメンバーとも、「行きつけのバーでライブやろうぜ!」なんて話もあり、ギター
を新調したいとも思っていたので、即決で購入しました。
たしか、5万円くらいだったはずです。
「Burny(バーニー)って、どこ?」なんて知識レベルでしたが、何よりレスポールらし
い伸びのある音にベタぼれでしたね。
あ、ちなみに楽器はウン十万円するようなギターももちろん売っていますが、赤兎馬
青年の若造のサラリーマン収入ではとても手が届きませんでした。(笑)
それでもストラトキャスターとはまた違う、歪ませるとジャカジャカとエッジの効いた
音が出せるので、当時やってた洋楽ロックやパンクにうってつけです。
ちなみにですが、私の様にテクニックに自信のないギタリストは、パンクやメロコアの
ようなコード重視の曲が弾きやすくてオススメですよ。
隣町のライブバーでセッティング中、レスポールを弄り倒すマスター
初めてのライブで自分たちの良さや課題がわかり、次はもっと上手くやろう!って
ことで、行きつけのバーでマスターに交渉してライブをやらせてもらえることに。
高校の友達なども含めて、30~40枚くらいのチケットを売り切りました。
ライブ前日の夜、楽器のチューニングやセッティングも含めて軽くリハーサルをしに
再び来店。
軽く1杯だけ酒を飲み、メンバーはそれぞれワイワイとセッティングをしていきます。
するとマスターが私のレスポールに興味を示し、「ちょっと弾かせてもらって良い?」
なんて聞くもんですから、もちろん二つ返事で快諾。
「いいねえ~このレスポールはあまり見たことないけど、結構良いね」と、ヘビメタ
大好きなギタリストであるマスターが速弾きを披露してくれました。
このギターって、こんな音が出せるのか!
私のようなへっぽこでは不可能なリフの数々に驚愕でしたね。(笑)
そして、マスターもお気に入りだったのが、このBurnyのレスポールって、スイッチ
ひとつで無限フィードバックができるというポイント!
フィードバック奏法とは、かなり歪ませたエレキギターの音をスピーカーから出し、
ギター(のピックアップ)を近づけて共鳴させて生み出すノイズです。
ディストーションなどの歪んだ音を出したスピーカーにギター本体を近づけて、そこ
から音を拾ったギターがまたスピーカーから音を出し、これをずっと繰り返すのが
一般的なんですね。
要するに、ずっとスピーカーの前に向かい合った状態でいるんです。
ちょっと離れたり、角度を間違えると拾ってくれません。
がしかし!このBurnyのレスポールにはスイッチがあり、コイツをオンにするだけで
私のようなへっぽこでも無限にフィードバックが楽しめちゃうんです!
鳴らし方をちょっと変えるとハーモニクス的な音も出せるので、私の周りの多くの
ギタリストが驚いていましたね。(笑)
「え?アンプに近づけてないのに、なんでフィードバックしてんの?」
「てゆーか、めっちゃ長くない?」みたいな。
マスターも、このスイッチがお気に入りだったようで、結構長いこと弄って遊んで
くれていました。
まあ、私の場合はギターソロもないので、こんなの出番がないんですが!(笑)
<補足>
ここで言うフィードバックは、わかりやすく一般的に「音を伸ばす」という表現の
つもりで書いていますが、正確にはサスティナーの技術で弦振動を延々と持続させる
ことを指します。
電気信号を加工するエフェクターとは異なり、ナチュラルなギターサウンドなのも特徴
です。
ちなみに、Burnyはフェルナンデスグループで、ギブソンのコピーモデルを中心に
ラインナップしています。
ライブバーも満員御礼!最高だった夜
Backyard Babies - I Love To Roll
前日のリハのときに、最後に飲んだ激辛ジンジャーエールのお陰かどうかわかりません
が、ライブ当日は喉がめちゃくちゃ痛くて、信じられないくらいのしゃがれ声だった
のをハッキリ記憶しています。
メンバーとタバコを吸いながら、コーラスだめかも・・・なんて、ケアする気ゼロでした
ね(;´Д`)
「タバコなんて吸わない方が体に悪い」とか、ロッカーっぽいことカマしちゃって
ましたから、今考えたら反省しかありません。
若気の至りでございます。
それでも、ライブが始まったらアドレナリンが噴き出して全力でシャウトしました。
セットリストは覚えていませんが、Backyard BabiesのI Love To Rollをシャウトしたの
は覚えています。
ハイになった夜、酒を飲みながら仲間と奏でたロックは今でも最高の思い出です。
そう、メンバー紹介のときに、つい数日前に誕生した長男のことを皆に伝えました。
出産報告の形は、自由だと思います!(゚∀゚)
ありがとう『Burnyレスポール』
Burnyのレスポールは、使用期間は短かったけど刺激と興奮を与えてくれました。
黒かゴールドかで迷っていたはずのレスポール、一目ぼれで即決でした。
楽器店の一番奥で出会ったことは、今も忘れていません。
エフェクターで歪ませたエッジの効いた音、レスポール特有の伸びのある音、好みの
音もルックスも、全て最高でした。
ありがとう。
ギターは楽器?手放して悟る!俺にとって恋人であり相棒
未練タラタラな自分がここにいる。
— 赤兎馬(せきとば)@ゆるいオヤジはてなブロガー (@sekitoba1007) 2020年12月11日
さっきからずっと、最後に撮った画像を眺めてる。
これはギターだけど、俺にとっては恋人であり相棒。
かつてのタバコのヤニで黄ばんでも。
ずっと使ってないから処分したくせに、今になって・・・。
わかっちゃいたけど、まさかここまで引きずるとは。
ありがとう🥃 pic.twitter.com/fw3MeuRdiI
かつては毎日のように練習に明け暮れていたエレキギターですが、父親になったころ
から徐々に触れる機会が減っていきました。
子供が楽器に興味を持ったら一緒にやりたい!子育てが一段落したら再開したい!
なんて考えていましたが、時が経つと心境も変化するもの。
ここまで全く触っていないのであれば、自分よりもっと熱心に使ってくれる新しい
オーナーさんのもとへ渡った方が良いと考えるようにもなりました。
そこで、ハードオフに持っていって売ることに。
実はこのハードオフには、バンドのドラマーがいて、それが最大の理由ですね。
どうせなら、知っている人のところへ引き渡して、あとは素敵なオーナーさんのもとに
渡っていくことを、ただただ祈るのみ。
いつか、売って良かったと思える日が来ると信じてます。
手放した夜、最後に撮りまくった写真を眺めておセンチになりつつ、こうしてブログで
思いのたけや記録を残すことを思いつきました。
この記事に貼った画像にはエレキギターが映っていますが、私にとっては恋人であり、
相棒でもあります。
音楽の楽しみも奥深さも、教えてくれたような気がします。
それに、趣味の合う仲間との出会いのキッカケも作ってくれました。
過去の様々な思い出の全てが宝物です。
またギターが見たくなったら、この記事を眺めることにします。
ということで、相棒たちに感謝とリスペクトを!
ありがとう!(゚∀゚)
そして、7,400文字オーバーの記事に最後までお付き合い下さった読者様(いるのかな)
にも、感謝とリスペクトを!(゚∀゚)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。