赤兎馬おじさんの足跡~経験値のお裾分け~

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オヤジの嗜み・愉しみ・ぬか喜びを日々発信していく、ややゆるいブログ。     今日も「おやじライフ」を満喫中。

【中学校PTA会長やってみた】第23話 給食費改定(値上げ)について意見交換

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■中学校のPTA会長になると、どんな仕事が待ってるの?
■PTA活動で失敗しないために、覚えておいた方が良いことは?
■実際に大変だった活動内容は?
■学校から裏話なんかも聞けるの?
■PTA会長のメリット・デメリットって何だろう?
■コロナ禍で、PTA活動はどう変わった?

 

こんな疑問をテーマにした【中学校PTA会長やってみた】は、「不運にもクジ引きにより次男が通う中学校のPTA会長に選ばれた男が、人生初のPTA活動に日々背水の陣で臨み、四苦八苦するエピソードを綴っていく!」ノンフィクションのシリーズ記事です。

 

当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m

こう見えて実は、小学生のときに食べたソフト麺の味噌ラーメンの味が今でも忘れられない赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。

 

美味いんですよね~ソフト麺!(*´Д`)

 

うちの地区で子どもたちの給食費アップが迫ってきました。

 

今回は、学校運営協議会で意見交換のあった給食費値上げの是非について紹介してみたいと思います。

 

目次

 

 

【中学校PTA会長やってみた】第22話 給食費改定(値上げ)について意見交換

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「雑談でも交えながら・・・」と、ライトな感じで招集がかかった学校運営協議会で、給食費のアップについて意見を求められました。

 

この話を持ってきたのは地区の学校給食委員会の方です。

 

世の中いろんな委員会があるもので、今回はじめて知りました。

 

地区内の小学校・中学校を対象に給食費を下記の通り改定(値上げ)したい旨の提案がありました。

 

  • 小学校 275円 → 295円 (+20円)
  • 中学校 330円 → 360円 (+30円)

 

一食あたりの給食費です。

給食が年間180回あるとして、中学校は5,400円/年のアップとなります。

 

実施は来年度からで調整中とのこと。

 

この改定理由は、やはりアレでした。

 

小学校・中学校共に給食費を改定(値上げ)する理由とは?

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給食費を改定(値上げ)する理由は、物価の上昇によるためです。

 

2021年11月現在、今もなおいろんな物価が上昇中で対象物は食材だけじゃありません。

 

お話によると7年前の平成27年に一度改定(値上げ)したそうですが、そこからずっと改定を見送ってきた背景があったそうです。

 

このアップ分は人件費などには充てず、子どもたちの食材のみに反映させるという条件でした。

 

給食費改定について学校運営協議会からでた意見

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この日は平日の昼間に開催されたこともあり、学校運営協議会には出席者が私を含めて4人だけでした。(通常は6人)

 

出された意見の一例を紹介します。

 

  • 給食費の値上げはやむを得ないと思う
  • これにより具体的に何がどう改善されるのか明確な説明もあると良い
  • 中学生にしては量が少ないと感じていたので、ぜひ増やしてほしい
  • 一般的なランチよりは安いのだから、多くの方が許容できる範囲だと思う
  • 反対する保護者もいるだろうから、説明をしっかりしてほしい

 

ここで出た意見は総じて給食費の値上げに理解を示す、寛容的なものばかりでした。

 

とはいえ、やはりちゃんとした裏付けや改定の根拠を明確にする必要もあるでしょう。

 

私はこれまで半年以上PTA会長をやってきましたが、「学校や地区の考えが保護者にうまく伝わっていない問題」を強く感じてきました。

 

ちゃんと説明すれば理解して下さる保護者が多いのに、それができていなくて第一声で反感を買ったシーンが多かったのです。

 

そこで私は、説得力のある説明をするためにこんな提案をしました。

 

給食費を上げる説明をするために説得力をグッと高める方法

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  • 7年前との相対的な比較だけでなく、”推移”を数値で表すと説得力アップ
  • 逆に物価が安くなったときにどうするかのルール作りを推奨

 

これまでの物価(食材など)の推移を数字やグラフで表すと、説得力がアップするはずです。

 

今年突然に物価が上がったのではなく、毎年上がってきたことによる給食費改定であること、もうこれ以上の維持や値上げには耐えられない旨を根拠として説明すれば、保護者の理解もより得られると考えています。

 

私が本業でサプライヤとの価格交渉をする際にも、これを出されるとなかなかキビシイものがありまして。(笑)

 

そんな経験値を元に、学校給食委員会の方々に提案させてもらいました。

 

また、逆に物価が下がって安くなったときにどうするのかを決めておくと、更に効果的だと思います。

 

例えば、”栄養価の高い食材に変えていく”とか、”子どもたちが喜ぶ企画を織り込む”とか、いろいろ考えられますからね。

 

他にも、”学校関係者や保護者の〇〇%の方の意見が確認されたら値下げを検討する”なんてガイドラインがあると安心です。

 

安いに越したことは無いけど、なにより適正価格であるべき給食費

 

子どもたちの健康と安全を念頭に、値上げに根を上げず給食室のみなさんには今後もぜひ頑張って頂きたいものです。

 

今では献立から姿を消しつつあるソフト麺の復活を、筆者は願ってやまない。(*´Д`)

 

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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