赤兎馬おじさんの足跡~経験値のお裾分け~

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【中学校PTA会長やってみた】第18話 第2回PTA理事会の概要と課題

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■中学校のPTA会長になると、どんな仕事が待ってるの?
■PTA活動で失敗しないために、覚えておいた方が良いことは?
■実際に大変だった活動内容は?
■学校から裏話なんかも聞けるの?
■PTA会長のメリット・デメリットって何だろう?
■コロナ禍で、PTA活動はどう変わった?

 

こんな疑問をテーマにした【中学校PTA会長やってみた】は、「不運にもクジ引きにより次男が通う中学校のPTA会長に選ばれた男が、人生初のPTA活動に日々背水の陣で臨み、四苦八苦するエピソードを綴っていく!」ノンフィクションのシリーズ記事です。

 

当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m

こう見えて実は、PTA理事会での会長あいさつも慣れてきちゃった赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。

 

自分では、そう思ってるんですよね。(笑)

 

コロナ禍で活動が大幅に制限された今年度の学校行事やPTA活動、みなさんの地区ではどのように対応してますでしょうか?

 

うちの学校は、9月いっぱいまで続いた緊急事態宣言を明けてようやく少しずつ活動が再開されました。

 

今回は、今年度第2回目となるPTA理事会で話し合われたことや、浮き彫りになった今後の課題などをご紹介します。

 

目次

 

 

第2回PTA理事会の概要・打ち合わせ内容など

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今回の理事会では、これまでのPTA活動を振り返り各専門部と意見交換をしました。

 

PTA会長の私をはじめ、四役(副会長、総務部長)も各専門部長も全員が今年初めてやっていますから、実際に活動してみて見えてきたことばかり。

 

当初は引き継がれた資料をもとに、それぞれが予定されていた役割をこなすつもりでいましたが、相変わらずのコロナ禍で中止になったイベントが多くありました。

 

各専門部からの報告には見直しの声もいくつかあり、やはりコロナ禍でPTA活動自体を考え直すべきときと考えています。

 

どんな意見があった?各専門部からの主張や提案

 

広報部からの意見
■PTA発行の広報誌の廃止をしたい(一昨年まで年2回、昨年は年1回に削減)
■部長以外の役員に意見を聞いても反応すらない場合が多い

 

広報部の仕事は、コロナ禍で大幅に減りました。

 

学校行事自体がなくなったり、参観できる機会が減ってしまったからです。

 

広報部長は何とか意見をまとめようと、役員たちに質問をしてもほとんど反応がない様子。

 

こういうのはちょっと残念に感じちゃいますが、おそらく2年前の私のように(!?)PTA活動に興味がないからでしょう。

 

広報部長が嘆く気持ちもよくわかります。(; ・`д・´)

 

保体部からの意見
■仕事がほとんどないので、来年度からは保体部を廃止すべき

 

ん~これは"従来の"仕事がないからという理由での廃止を要望してきた形ですから、私としては「もっと工夫してできることを考えてほしい」と思います。

 

また、来年度の役員選出ももう始まる(一部地区では完了)時期ですし、こういう事情も知らずに頭ごなしに否定や廃止論を訴えるのはいかがなものでしょう?

 

今後や来年度に向けて、他の部門や四役の大変な仕事を手伝ってもらう方向で検討してみようと思います。(会長も負担を減らしたいですしね!)

 

理事会で活動報告や各専門部の意見を聞いて会長が想ったこと

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でしょ?&なるほど同感です!なポイント
■学校行事の手伝いに参加してくれるPTA役員には何かしらの特権を!
■引き継いだ仕事だけでは続ける意味なし!

 

ただでさえ人気のないうちの学校のPTA活動は、役員でもなければ誰も手伝ってくれません。

 

メリットがないから、でしゃばりたくないから、など理由はいろいろ考えられます。

 

そこで私は以前から校長に「手伝ってくれるPTA役員には特権を与えてほしい」と提案していました。

 

例えば、係の役があるから学校に車で来ても良いとか、腕章を付けていればグラウンドに進入して撮影して良いとかです。

 

前者はこれまでグレーにされていたことでしたが、明確にOKしちゃいましょう!ということで、今月からPTA役員に限り解放しています。

 

後者については、以前は実施されていたが今はできなくなったということだったので、今後は見直しの対象にしていきたいところです。

 

また、引き継いだ仕事だけだとやることありません、という意見もありました。

 

コロナ禍で学校行事の在り方も変わっているので、PTA活動の仕事内容も見直しや廃止が必要なのも浮き彫りになりました。

 

ちょっと待てよ?なポイント
■PTA役員の仕事をやることが目的になってないか問題
■なんでも廃止すべき!の意見は果たして正解か問題
■学校側の思惑と保護者の理解の差異がまだまだ大きい問題
■役員は任期を全うしたら終わりなので、「目的」が継承されてない問題

 

PTA役員は皆さん今年初めての方ばかりで、これは多くの学校で同様なんじゃないかと思います。

 

資料やUSBメモリを渡されて「はい、ここにあるとおりでやればOK」みたいな感じです。

 

これって、その仕事が目的になっちゃうと思うんですよね。

 

なぜなら、その年にそれさえやれば文句も言われないし、ノルマは達成するからです。

 

気持ちはよくわかりますが、こうなると本来なぜこの仕事をPTAでやってきたのか?が伝わらないし、イレギュラーが起きた時に対処できなくなる懸念もあるでしょう。

 

与えられた仕事は目的でなく、手段のはずです。

 

PTAはそもそも、子どもたちのよりよい教育環境を作るための組織ですから。

 

その流れで言いたいのですが、すぐに廃止すると言い出す専門部もありましたが、これも同様にこれまでの仕事をそのまま受け継いでいるだけだからだと思います。

 

時代に合わせてその年の役員さんたちなりの「色」で工夫していくべきではないでしょうか。

 

PTA活動は決して楽じゃないですが、廃止するにしても判断材料と根拠が必要です。

 

また、既に来年度役員を選出しているタイミングでもあるので、切り替えるならもっと早い段階で決定しなければならないでしょう。

 

 

学校側の思惑と保護者の解釈がズレることも多いです。

 

子どもが持って帰るお知らせに書いても深くは伝わらないのか、子どもが親に見せていないのかわかりませんが、これも勿体なく感じています。

 

広報誌で保護者目線でインタビューなどした記事を載せたら良いんじゃないかな?と考えてるところです。

 

だって、親御さんは良く知らないPTA会長の1,200文字に及ぶ挨拶文なんかより、自分が知りたい学校のことを読みたいはずじゃないですか?(笑)

 

蓋を開けてわかりましたが、課題は山積しています。(; ・`д・´)

 

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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