赤兎馬おじさんの足跡~経験値のお裾分け~

赤兎馬おじさんの足跡 ~経験値のお裾分け~

オヤジの嗜み・愉しみ・ぬか喜びを日々発信していく、ややゆるいブログ。     今日も「おやじライフ」を満喫中。

サッカー少年団はコーチ不足? 運営・存続について考える

f:id:sekitoba1007:20191210220532p:plain

お子さんがサッカーをやっている方や、

これからやろうとしている方へ。

若しくは、サッカーに興味がある方や、

これから興味を持たれるかもしれない方へ。

 

つまり、このブログをお読みになる皆さんへ!

 

 

目次

 

 

サッカー少年団をやめた告白

先日、仲の良いサッカー少年の親御さんと

雑談してたときのこと。

現在小学5年生の次男君が、これまで所属

してきたサッカー少年団をやめたのだと

前振りもなく告げられまして、あまりに突然

だったので驚いちゃったんですよね、私。

 

その子はとても運動神経が良く、友達やコーチ

はもちろん、持ち前の天然キャラもあり周りの

父兄からも愛されるマスコット的存在なんです。

 

なぜ辞めたのだろうか?という当然の如く

疑問が湧きまして、聞いててみたのですが。

普段おとなしいその親御さんが珍しく、

ちょっと興奮気味に話してくれたんです。

 

サッカー少年団をやめた理由

遠回しに、遠慮がちに告白して下さったので

すが、詰まるところ、コーチが足りてないと

いうことでした。

 

これ、静岡県だけに限った話ではないと思う

んですが、コーチの人数って、圧倒的に少な

過ぎませんか?

 

もともと練習を見ていたコーチが次第に見に

来れなくなり、途中からは試合にすら欠席

する日々が続いた為、その次男君は

モチベーションが維持できなくなり、

辞めてしまったのです。

 

まあ、私個人的な所感としては、そのコーチ

は自身にお子さんが居てその学年でのコーチ

も兼任されていたので、そもそも最初から無理

があったんじゃないかと思っていますが。

 

コーチが少ない理由 

〇〇小学校とかの少年団の場合クラブチーム

と違って、コーチの多くはボランティアです。

 

試合当日のお弁当くらいは団から出るところ

もありますが、どれだけ活動してもこの少年団

基本的に報酬はありません。

 

好きだからこそ続けられるわけですね。

もちろん経験者が多いのですが、中には指導は

おろか経験すらないというお父さんコーチまで

いるのが現実。

圧倒的にコーチ不足ですね。

 

ウチの子が所属していた少年団はまさにこの形

で、各学年で親御さんの中で経験者や指導する

のに向いている方にお願いして運営している

状況でした。

 

一時期、サッカー未経験の私ですら、コーチを

お願いされたこともありました。

もちろん、体調にお断りしましたが。

 

次第に問題が浮き彫りに 

こうなると早かれ遅かれ、コーチ不足に陥るの

は至極当然です。

親御さんが必ず経験者とは限りませんから。

そもそも、〇〇小学校の少年団員数も年々

減少しています。

 

サッカー少年・少女の人口が減っているの

ではなく、クラブチームに所属する子が

増えているからです。

 

ただし、良いクラブチームが徒歩圏内に

なかったり、セレクションがあって合格

しないと入団できなかったり。

月謝もクラブチームの方が掛かるのが

現実です。

 

考えさせられたこと

子供はサッカーを純粋に楽しみたいし学びたい

と思っても、条件が揃った環境というのは、

なかなか多くは無いのかな?と、

これは中学校の部活についても同様の傾向が

強いです。

 

中学1年生大会のウチの地区など、サッカー部

の人数が

不足した学校が多い為、9チーム中6チームが

合同で参加しました。

 

もうこの際、フットサルにしちゃえば解決

するんじゃないか説。

 

同じ学校の友達同士で、切磋琢磨して

サッカーを頑張りたい子にとって

少年団はうってつけだし誇りでもあると思うの

ですがね。

 

じゃあクラブチームの方が良い指導をして

強いか?結果を出しているか?というと、

必ずしもそうではなく、県大会上位まで進む

小学校も勿論あるわけで。

 

昔は小学校のサッカー少年団でも、各学年で

2チームくらい作れるところが多かったのです

が、今となっては・・・。

 

現状のままでは、今後もこの傾向は続くと思う

中学校では先生達の働き方改革の一環で

朝練ができなくなったりと、少年団や部活の

活動の場に制限が増えていく可能性が高い

と思われます。

 

自分たちにできることは?

クラブチームが増えて選択肢が広がったことで

育成や指導に十分な環境が整っていない現実が

あるし、外部指導者含め、人数の確保と同時に

父兄の更なる協力が急務です。

 

やめてしまった次男君も、サッカーを嫌いに

なったわけではないので、また戻ってくれる

ことを祈ってます。

 

 

コーチの方には是非最善を尽くして頂きたい

のですが、我々お父さん・お母さんもできる

範囲で全力でサポートしていきましょう!

 

 

 ↓こんな記事もあります↓ 

sekitoba1007.hatenablog.com

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうござい

ました。