何の話かって、簡単に言うといわゆる「欲しくて買ったけどもったいなくて飲めない」
という優柔不断極まりない男のささやかなる悩み、の話です。
誰にでもあるんじゃないでしょうか?こういうモノ。
「絶対欲しい!」「今すぐ欲しい!」「めっちゃ良いじゃん!」
って、込み上げる怒涛の勢いに任せ、自らの欲望に素直に従い手に入れたのは
良いものの、オブジェと化して開封できないという現象。
あるんです。ウチにも。
この写真が、そのオブジェです。
今夏、近所のスーパーで見つけて衝動買いした挙句、完全に観賞用となっていて、
もう数か月にわたり筆者の部屋の片隅に置きっぱなしになっているのです。
デビュー前から殿堂入りしています。
プロのフットボールの世界では、チームに移籍してきた選手ってのは
監督が練習の取り組みや試合の結果を見て、スタメンやフォーメーション、
戦術などなど決めていくわけですがね。
今夏、完全移籍してきた「ケンシロウ」と「ラオウ」のスター選手2名は
未だにスタメンはおろか、途中出場すら果たしていない現状。
これまでひたすらベンチを温め続けています。
監督(筆者)が毎週末の試合(家飲み)のたびに、今か今かと出場機会を伺っていますが、
これまで出場0分の状況を打破できずにいます。
移籍金は一人当たり¥1,600程だったので、二人で¥3,200くらいだったものと
記憶していますが、この額については移籍市場として妥当なものだったと認識。
ましてレンタル移籍や買取オプション付移籍などの選択肢はなく、完全移籍のみ。
我がチームに移籍してきたものの、これまで不遇のシーズンを過ごしています。
監督曰はく、
「出場させたら間違いなく結果を残すだろう。どちらも黒麹で本気度に疑いの余地は
ない。」
と言い放ち、疑問視されるスター選手達に対し信頼していることを強調した。
更に、
「ケンシロウについては、黄金千貫(原料の芋の種類)を採用していることを見れば
わかるように、独特の強い甘味は保証されている。誰からも愛される【救世主】に
なるだろう。」
との根強いファンからの期待にも応える実力を示唆した。
続いて、
「ラオウはもはやここで語るまでもない選手。紅はるかを採用することで、彼の代名詞
でもある『力強くも最強』の蜜芋による甘い味わいで、世紀末覇者としての所以を
いかんなく発揮するはずだ。仕上がりも良い。つまりは、【愛】だ。」
と応え、監督も絶対的な信頼を寄せている。
時節ダービーマッチで、ファンの期待は最高潮を迎える。
愛をとりもどせ!You are shock!!である。
お酒に対する開封するまでの期待値って、めっちゃ高いですよね?
で、いつ空けようかなあ?( *´艸`)
退かぬ!媚びぬ、省みぬ!
今回は最後まで酔っ払いにお付き合いいただき、ありがとうございました。