■PTA活動で失敗しないために、覚えておいた方が良いことは？
■実際に大変だった活動内容は？
■学校から裏話なんかも聞けるの？
■PTA会長のメリット・デメリットって何だろう？
■コロナ禍で、PTA活動はどう変わった？
こんな疑問をテーマにした【中学校PTA会長やってみた】は、「不運にもクジ引きにより次男が通う中学校のPTA会長に選ばれた男が、人生初のPTA活動に日々背水の陣で臨み、四苦八苦するエピソードを綴っていく！」ノンフィクションのシリーズ記事です。
当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます！m(_ _)m
こう見えて実は、人妻たちPTA役員にも優しい赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。
学校行事でお手伝いしてくれる人が、なかなか集まらないことってありませんか？
PTA会長を初めてやって、しかもコロナ禍で予定変更や参観制限なども多い中で、苦労することも正直多いです。
先日も体育祭や合唱コンクールがありPTA役員から協力者を出しましたが、実は最初は思うように集まりませんでした。
そこで、お手伝いをしてくれる保護者に「特権」を与えたところ、期待以上の応募があり人員不足は即解消しました。
今回は、どんな特権を与えたのか？とある田舎町の中学校での解決事例をご紹介します。
目次
学校行事のお手伝いが集まらない問題は『特権』で解消できた！
学校行事のお手伝いが集まらなくて困ったら、「特権」を与える手段を検討してみて下さい。
なぜなら、何かメリットがあれば、手伝ってくれる人が増えるかもしれないから。
例えば運動会や合唱の参観で学校に来るとき、徒歩や自転車に制限を設ける学校も多いと思いますが、「PTA役員やお手伝いの方は車で来てOK」とするのもひとつです。
他にも、コロナ禍などで"3年生の保護者のみ"など参観制限がある場合も効果的。
「係の仕事がある方は学年関係なく堂々と参観可」とすれば、参観したい保護者が手を上げてくれることでしょう。
実際に、うちの学校ではこのように特権を与えたことで、当初の応募より多くの強力が得られました。
保護者の雰囲気や学校の方針・立地条件などによってはこの限りではないと思いますが、少なくともうちの学校ではこの方法がとても効果的だったのは事実です。
ひとつの問題解決事例として、ご参考までに。
無言の圧力？PTA役員間で募集するときはご注意を
PTA役員間で募集するときは、無言の圧力がかからないようにご注意ください。
上からの指示だと、断りにくいと感じる方も多いからです。
例えば、会長→3役→部長→理事などのトップダウンで指示や情報伝達すると、下の役の人ほど「強制」されていると思ってしまう場合が懸念されます。
こうした指示系統であれば、あくまで「強制ではないこと」「できる範囲で構わないこと」を添えて、ご自身の意思での参加を募りましょう。
無言の圧力は気付かぬうちにかかる可能性がありますから、気を付けてくださいね！
ゆくゆくはPTA役員経由でなくても協力者を募れるようにすべき所感
こうした協力者を確保しやすくしていけば、学校側もPTA側も負担が減らせるでしょう。
なぜなら、PTAを経由しなくても協力者が集まるならPTA役員の負担も減るからです
。
特に大きな役を担っているPTA役員さんは必ず何かしらの仕事があるので、ひとつでも負担を減らせれば楽になったり、他にもっと大事な仕事を見つけて取り組めると思います。
コロナ禍でPTAのスリム化が加速する昨今、PTA自体が無くなったとしても学校の負担を減らす手段になりますね。
子どもたちのより良い教育環境のために保護者が積極的に協力してくれ、「PTAだから」という概念を無くせたら素敵だな！っていう、現役PTA会長の素朴な思いでした。(ﾟ∀ﾟ)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
