■PTA活動で失敗しないために、覚えておいた方が良いことは?
■実際に大変だった活動内容は?
■学校から裏話なんかも聞けるの?
■PTA会長のメリット・デメリットって何だろう?
■コロナ禍で、PTA活動はどう変わった?
こんな疑問をテーマにした【中学校PTA会長やってみた】は、「不運にもクジ引きにより次男が通う中学校のPTA会長に選ばれた男が、人生初のPTA活動に日々背水の陣で臨み、四苦八苦するエピソードを綴っていく!」ノンフィクションのシリーズ記事です。
当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m
こう見えて実は、面倒なことは苦手なんだけど改善マインドが邪魔をするタイプの赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。
年も明けていよいよ今年度のPTA活動も残りわずかとなり、引継ぎに余念がありません。
これ会長をやってわかったことですが、マジで大事!
今日は酔っぱらってる勢いもあるので、忌憚のない意見をブチかましていこうと思います。
副会長をはじめとした四役や各専門部の部長さんたち本部役員のみなさんも、それぞれ大変なのはどこの学校もだいたい共通しているところでしょう。
無責任な引継ぎをしてしまうと、後々トラブルになりかねません。
今回は、PTAの引継ぎでトラブルを起こさないために、会長の立場として大事だと感じたポイントを紹介します。
コロナ禍でスリム化が求められるPTA活動に於いて、私が実際に取り組んだ引継ぎ手段も暴露(←大袈裟)しますので、ぜひご参考に。
目次
- 注意すべきポイントは?PTAの引継ぎでトラブルをなくすために
- ちょっと言わせて!PTAの目的と手段を履き違えちゃいけませんぜ!
- 【経験談】PTA会長をやって判明した引継ぎのトラブル事例
- トラブル防止のために!PTAの引継ぎはいつからやるべき?
- PTAの引継ぎで「活動内容を文書化して共有」するために便利なアプリ
注意すべきポイントは?PTAの引継ぎでトラブルをなくすために
PTA会長をやってきて感じた、PTAの引継ぎでトラブルを起こさないために注意すべきポイントは、「活動内容を文書化して共有すること」です。
なぜなら、引継ぎの会合で"言った言わない"といったトラブルを未然に防げるから。
例えば、予定していた学校行事について実施したか否かや、なぜそうなったのかの理由などが記録として残されていれば来年度以降の役員にとっての判断基準にできます。
これ会長をやってみて何度か痛感したのですが、「この解決策や過去の事例は、〇〇部長なら知ってるかも?」といったシーンが多く、当事者でない私には何の情報も無く判断材料が無いんです。
それで判断しろったって、材料が無いんだから適当な決断をしてしまいかねませんよね。
今年度、たまたまPTA役員になった人が偶然コロナ禍で学校行事がなかっただけで、「〇〇部は不要っすよね」って廃止してしまったらどうなると思いますか?
翌年、もしくは数年後などに必要になったときに、そのときのPTA役員や学校の教職員たちが大変になるわけですよ。
「え?なんでこの役のPTAの人いないの?」
って。
自分たちさえよければそれで良し、ということは絶対にやめていただきたい!
復活させるのも大変でしょう。
誰か僧侶がいてザオリクでも唱えられようものなら構いませんが、PTAってもっと広い視野で考えないと後々トラブルに発展する可能性もあるんです。
ちょっと言わせて!PTAの目的と手段を履き違えちゃいけませんぜ!
これまでコロナ禍で会長をやってきて強く感じたことの一つに、PTA役員の多くがPTAの目的をないがしろにしているんじゃないか疑惑というのがあります。
「PTAって何?」
「なんでこんな面倒で大変なことを保護者がわざわざやってるの?」
って、かつての私も思っていました。
どうせ大変な思いをするなら、PTAってのがそもそも何なのかをちゃんと知っておくべきだと思うんですよね。
例えば、「〇〇部は△△月に▢▢をするのが目的です」っていうのは、個人的に違うと思っています。
これ、目的でなく手段ではありませんか?
PTA役員として活動するのですから、"▢▢をする"のは目的でなく手段なんです。
我々保護者は理解すべきなのは、目的が別にあること、もっと先にあること。
今年度に▢▢が実施できなかったら、◇◇を実施するとか、◎◎に変更するとかで対応したら良いことだってあると思うんです。
PTAってとりあえず任期を全うすれば文句は言われないからって、こうした免れ方をする気持ちはめちゃくちゃよくわかるんですが、視点をちょっとずらすと見えてくるんです。
なぜわざわざPTAをやらなければならないのか?
それは子供たちのためになるからなんです。
すみません、この章は私の愚痴(切実な思い)でした。(笑)
【経験談】PTA会長をやって判明した引継ぎのトラブル事例
話を戻しましょう。
PTA会長をやって直面した引継ぎのトラブル事例として、「来年度の役員選出の段取りがわからない問題」というのがありました。
いつどのタイミングで、誰がどうやって選出していくのか?
「いやいや、それくらい学校がわかってるでしょ?」
って思うじゃないですか?
ところがどっこい!それでもカブは抜けません躓くときは躓くもんです。
結果的に、うちのカミさんに聞いたら秒で解決したってオチなんですが、校長室で話し合っても答えに辿り着けなかったんですね。
それもそのはず、学校側だってPTA担当の教職員が代わっていくから。
年度の代わりに校長と教頭が同時に代わることはないそうですが、PTAのことを詳しく把握しているとは限りません。
まして、教職員人数の少ない田舎の学校などその傾向は強いわけです。
この問題が起こると校長や会長だけでは手に負えず、該当の専門部や地区支部長などに確認が必要になるでしょう。
トラブルを起こさないために、また問題が発生しても記録から答えや解決策を見つけられるようにも、「活動内容を文書化して共有すること」が大切。
見える化することで、情報を共有し継承も可能になりますからね。
トラブル防止のために!PTAの引継ぎはいつからやるべき?
PTAの引継ぎはいつからはじめるべきか?
学校によって異なるかもしれませんが、基本的には学校が予定を組んでくれる現新役員会のタイミングを目途にすれば良い所感です。
ここで注意すべきなのは、引き継ぐべき新役員(主担当)が決定していること。
本部役員のような中核を担う役職のPTA役員は、しっかりと次年度PTA役員に伝えなければなりません。
後々トラブって、PTA活動に支障をきたすと子供たちへの負担に発展しかねないから。
したがって、引継ぎを滞りなく進めるためには次年度PTA役員選出を早めに完了させておくことも肝要です。
つまり次年度役員決めのタイミングを担当者が把握し、実行する必要があります。
見えていますか?
うちの学校では学校側が選出する範疇にない部分もありましたが、PTAでちゃんと引き継がれていますか?
PTA活動内容を文書化して共有・継承することって、実は結構必要なんです。
PTAの引継ぎで「活動内容を文書化して共有」するために便利なアプリ
活動内容を効率良く継承するために、私は現/新とも本部役員に無料アプリの利用を依頼しました。
LINEWORKSという、スマホでもPCでも利用できるアプリです。
一斉連絡はLINEで行っていましたが、引継ぎにはEXCELやWORDなどのデータで管理したい部署もあるだろうと思い、LINEWORKSの利用を促しました。
まだ一般的には利用されていないタイミングなので、浸透していないのがネックではありますが。(;^_^A
ただし、このアプリはちゃんと使えさえすればかなり有効なツールなのは明らかなので、私は半ば強引にこのアプリの利用を推し進めました。
もちろん、来年度の役員さんたちが使ってくれる保証はありません。
しかし、「活動内容を文書化して共有すること」に適した手段であることは間違いないのです。
LINEにはない"データの長期保存(最長3年)"や、"過去のトークを公開"などの機能もあるので引継ぎにうってつけ。
個人的には今後のPTA活動のためにインフラを整備したつもりです。
この整備したインフラに対する価値観は、私が決めることではありません。
文書化して記録するPTA活動記録の引継ぎの重要性を、来年度以降のPTA役員さんたちも気付き継承してくれることを祈ってやまないのであります。(*´Д`)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。