赤兎馬おじさんの足跡~経験値のお裾分け~

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中体連お疲れ様!準決勝戦敗退と絆と次男の一言がグッときた話

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中学生の部活で「中体連」は特別な大会です。

 

次男が所属する小さな田舎町サッカー部にとっても、この大会を最大の目標としてやってきました。

 

当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m

こう見えて実は、なんかめちゃくちゃ久しぶりに記事を書いていると実感している赤兎馬おじさん(@sekitoba1007)です。

 

そうです、サッカー小僧の父親でもありPTA会長でもあるわけですが、雑記ブロガーの一面も併せ持っていることを忘れかけていました。

 

中学3年生の次男にとって、中体連が最後の公式戦です。

 

結果は地区大会決勝トーナメントの準決勝敗退と言う形で幕を閉じました。

 

今回は、コロナ禍での中体連の様子と、最後に話した次男の挨拶に父親としてちょっとグッと来たエピソードを紹介します。

 

目次

 

コロナ禍での中体連!サッカー部の活動と保護者応援のリアル

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2021年7月、次男のサッカー部が中体連に臨みました。

 

一昨年から2年以上の間、活動を共にしてきた仲間たちと臨む最後の公式戦です。

 

要するにこの大会が終わると、彼らには"勉強と塾"が残されているという過酷な運命が待っていると言えます。(゚∀゚)

 

今年はコロナ禍での開催なので、感染対策として試合観戦にルールが決められていました。

 

選手たちへの影響を最小限に抑えるためにも大切なことです。

 

参加選手と観戦する保護者の制限やルールは?

 

次男が参加した中体連の保護者の主な制限やルール
■会場への入退場は時間を厳守する
■保護者の観戦は選手ひとりにつき1名まで
■観戦する保護者は2週間前から体温チェックし、書類を提出する
■観戦席入場はIDカード(小さな紙)をホルダーで首から下げるなどして身に付ける
■大きな声をだしての応援は禁止(基本的に拍手で応援する)

 

主なところはこんな感じでした。

 

特に、体温チェックして記入する書類が面倒くさい大変です。 

 

書類は体温検査だけでなく2週間前からの行動記録を記載したものなど複数ありました。

 

その中で、入場者が特定できるように氏名・年齢などを書いた書類のみ、試合のたびに提出する必要があるんですが、一部のお母さん保護者から「年齢とか誰か知りたい人いる!?」なんてことを雑談で話してましたね(笑)

 

とは言えワクチン接種がまだまだ進んでいないタイミングでの開催ですから、1選手につき一人のみとは言え観戦できたのは本当にありがたいことです。(*´ω`*)

 

 

我が家は土曜日が仕事でずっと観戦できなかったカミさんが観戦席に入場し、私は場外から細々と見守ることに。

 

地区大会トーナメント準決勝で起こった田舎町サッカー部のアクシデント

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次男が所属するサッカー部は、3年生がピッタリ11人という体制です。

 

ちなみにそのうち2名は未経験ながらも、3年生になるタイミングで入部してくれた子どもたち。 ありがたいことです。(*´ω`*) 

 

1年生は4名いますが、2年生はいません。

 

こういうメンバーなので3年生が1人でも欠けると一気に戦力ダウンにつながるんですね。

 

そんな中、準決勝戦前日の夜、お母さんたちのサッカー部LINEグループにまさかの一報が入りました。

 

「通っている塾でコロナ感染者が出て、濃厚接触者(の濃厚接触者?)にあたる可能性があるため準決勝戦は参加できません」

 

こんな連絡が来たので、一同ショックを受けました。

 

ちなみに後で知りましたがコロナ感染者は塾の先生で、この選手は明確な濃厚接触者ではなく、間接的な接触の疑いだった様子。

 

部活顧問の先生も協会側に打診して下さったのですが、やはりルールはルールなので出場は認められませんでした。

 

よって、当日は代わりに1年生を出場させ、フォーメーションも戦術も急遽、変更せざるを得ない状況に。 

  

厳しい条件の中、最後まで走り切った選手たちにリスペクトを

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本来、準決勝戦は先週に行われる予定でしたが、悪天候(黄瀬川の橋の決壊や熱海市で起きた土石流など)のため延期になった背景があります。 

 

 

準々決勝が前日に行われたので、準決勝+決勝(or3位決定戦)の2試合は連日という日程でした。

 

ピッタリの人数で二日連続というだけでも過酷なのに、大事な2日目は2試合です。

 

そこにきて1人の出場不可と、かなり厳しい条件のなかで臨みました。

 

部員数が多ければ交代もできるのですが、少人数のチームではそうはいきません。

 

この地区トーナメントでは3位までに入れば県大会に参加できるので、選手たちは自分たちの「県大会で1勝する」という目標に向けて、最後まで必死で走り切ってくれました。

 

しかし、力及ばず準決勝戦も3位決定戦も残念ながら一歩及ばず惜敗。

 

闘志むき出しでの気迫あふれるプレーで、試合の流れが良かっただけに選手も顧問も、保護者もみな悔しさを噛み締める形でした。

 

これの言動はやっちゃダメなやつ!一番悔しいのは選手本人だと理解すべき

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ちょっと余談ですし思い出したくもありませんが(笑)試合が終わり、保護者が集まる輪に移動しました。

 

すると、ひとりのパパが私のもとに歩み寄りこう言ったのです。 

 

「こいつら根性が足りねーんスよ。脚つってるとか鍛え方がダメなんで。俺、最後の時間はムカついて試合観てませんでしたから。」

 

と憤慨。

 

うちの次男や主力選手数名が、終盤に脚を攣っていたのを見て苛立っていたのでしょう。

 

もちろん私はソッコーで反論です。

 

「いや、子供らは最後まで一生懸命やったよ。少ないメンバーでこれだけやってくれたんだし、俺は嬉しかったね。立派だったと思うよ。」

 

その元空手部パパ(サッカー未経験者)は納得いかない様子で、その後の選手一人ひとりからの挨拶のときも、腕組しながらスマホを弄っている始末。

 

正直、気に入らないなら子供らの前から消えていてほしかったのですが、まあ皆がわかってるのであえて見ない様にしてましたね。(笑) 

 

ちなみに、この毎回ちょっといろいろ面倒くさいパパです。↓ 

sekitoba1007.hatenablog.com 

 

親も悔しいのはわかりますが、子どもたちの気持ちを理解してやるべきです。

 

なぜなら、親よりも子ども自身のほうが悔しいんですから。

 

そもそも根性論って教えるものじゃないと思うし、子どもたちが前に進めるように顔を上げさせるのが親の務めではないでしょうか。

 

サッカー経験のない元空手部の君より、息子の方がよっぽどフットボールに詳しいんだよね、ってのもあります。

 

上手くいかなかったとき、子どもに手を差し伸べられる父親でありたいものだと、改めて感じました。(^^♪

 

父親として嬉しかった!最後の挨拶で次男が話したグッときたこと

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この日、次男たちの中体連が終わりました。

 

遅かれ早かれ、いつかはやってくる瞬間です。

 

保護者と選手たちがそれぞれ横一列に並び、最後の挨拶をしてくれました。

 

まだ悔しさでいっぱいの3年生の多くは涙ながらに、これまで配車や応援などしてくれた保護者に向けて感謝の言葉を、順番に伝えていきます。

 

自分たちがこれまで部活に取り組んでこれたのも、家族のおかげだと口々に話す姿を見て、お母さんたちもハンカチで涙を拭きながら頷いて聞いていました。

 

試合に負けた悔しさで、心の整理ができていないであろう子供たちからの、純粋な気持ちです。

 

普段あまり大人としゃべりたがらない子どもたちや、3年生から入ったばかりの子どもたちまで、皆が思い思いに自分の言葉で心の内を見せてくれました。

 

 

キャプテンマークを巻いて自分なりに精いっぱいやったであろう次男も、素直に感謝を伝える姿を見ることができて、逞しさを感じました。

 

中でも「部活の経験を高校に繋げたい」と話したのが印象的で、これ実は最も考えてほしかった部分でもありますから、嬉しかったですね。

 

 

これまで目標としてきた中体連が、通過点に変わった瞬間だと思いますから。 

 

というわけで、今日からは"勉強と塾"の日々を送る生活のスタートです。(笑)

 

「高校に繋げたい」は良いけど、ちゃんと高校行ける・・・よね?

ファイト!次男!(゚∀゚)

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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