「誰にでも実践できる子育てメソッドの数々を、自身の経験値をもとにご紹介していく
シリーズです。今回は、低学年の子を持つパパ・ママへ、子どもが自ら考え行動できる
【自主性】を養う質問の仕方」 をご紹介します。
当ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!m(_ _)m
こう見えて実は、週末の夜は自主的にお酒を嗜む積極性が自慢の赤兎馬おじさんです。
いやいや、見たまんまじゃーーーん!
ブログのアイコンがこんなん(ウイスキー)ですからね!迂闊でした。
「こう見えて」も何もないのですがね!(; ・`д・´)
子育てって苦労と疑問が付き物で、悩んじゃうことってありますよね!
私も息子たちが幼稚園児・小学生だったころはとても悩みましたし、いくつかの本を
読んでヒントやコツを学んできましたが、今でもときどき読み直して初心に戻ってみて
は、悩みの解決に繋げています。
そんな日々から得た、誰にでも実践できる子育てメソッドとして、今回は「自ら考え行
動できる『自主性』を養う質問の仕方」をご紹介します。(^^♪
目次
選択肢を与えて自ら考えさせる方法
子どもの自主性を育てることを目的とした教育方法の一例として、選択肢を与える方法
があります。
「こうしなさい 」
ではなくて、
「これかそれ、どっちが良いと思う?」
という具合に、ヒントを与えて子ども自身が考えて答えを見つけられるように、選択肢
を与えてあげるのがコツです。
質問のコツは、「ど」で始まる問いかけ
子どもが興味を持って、自分で考えるようになる聞き方は、「ど」で始まる問いかけ
が効果的ですよ(゚Д゚)ノ
テクニック① 数字を使って刺激を与える
大事なポイントを押さえて要点を伝える際に、数字を使って説明してあげると子供も
理解し易くなりますね。
何が大事なことかを、子ども自身に見つけさせてあげることと、その要点を絞って
まとめてあげることができます。
細かいことまで一度に多くの事に気付かせようとすると、子どもによってはインプット
仕切れないでしょうから、特に低学年の子は最初は1つか2つ、そこから徐々に増やし
ていけば良いんです。
例えばこんな感じです。
「今回失敗した原因は、今話してくれた3つだね。じゃあ、次はその3つに気を付け
てやってみよう。」
もちろん他にもいろんなことにアレンジできますが、子どもと同じ目線で問題を解決
していけるよう、フラットな関係づくりを心掛けましょう。(^^♪
テクニック② 必要以上に親が口を出さない
子ども自身で考えること、また仲間と共に考えて意見を出し合って問題を乗り越える
ことがとても大事で、親は必要以上に口をはさんだり指示することを控えるべきです。
気持ちはわかります。
結果や答えがわかっているから、どうしても教えたくなるものです。
ですが、子どもにとっては例え失敗に繋がろうが思ったような結果に結び付けられなか
ろうが、そのプロセスのひとつひとつが全て経験値になります。
自ら取り組む姿勢やその過程を見守って、応援してあげてください。
やってはいけない!価値観の押し付け
「これこれのことをやるなら、こうするのが良いに決まっている!」
と言うのは、大人の理屈です。
答えを与えることで子供の判断力・思考力・想像力の成長を気付かぬうちに阻害して
しまうものです。
まして、親のやり方にそぐわないだけで貶す・叱るようなことをすると、子どもは委縮
して本来の自主性が薄れてしまい、結果的に自ら率先した行動をしなくなりがちです。
良くも悪くも、親の言う通りにしようとするものですから。
価値観の押し付けが危険だと考える理由
-
誰かに正解を聞かないと行動できなくなる
- マニュアル人間化が進み、応用が利かなくなる
- 答えだけが優先され、理屈がわからないままになってしまう
- 前例というスタンダードに縛られ、新しい発想が難しくなる
ここで私が言いたいのは、親の価値観が全てだという大前提を払拭して、子どもが感じ
る・考えることを尊重してあげてほしいということです。
まとめ
遺伝で親に似るとは言え、必ずしも価値観や観点・感性まで同じとは限りませんし、
その子ならではの発想や閃きもあるものです。
あなたの常識を超越する何かを、一生懸命伝えようとしているのかもしれません。
子どもの力を引き出すチャンスは、いくらでもあるのだと思います。
これは持論ですが、あなたの目の前で起こる取り返しのつく失敗は、いくらでもさせて
あげてほしいです。
もちろん、危険な事や大きなトラブルに繋がることでなければの話です。
そして、成功しても失敗しても、その過程を必ず見てあげて、そして褒めてあげてく
ださい。
繰り返しますが、「結果より、プロセスを褒めてあげましょう!」(^^♪
大事な事はこんなこと
- 結果よりも、挑戦したことやそのプロセスを見つけて褒めてあげよう!
- 新しいことに挑戦できたら、次のステップを踏めるように問いかけをしてあげよう!
- 大人の価値観や考え方だけを押し付けるのはやめよう!
- 数字を使って話の要旨をまとめてあげよう!
子育てに悩んだら、一度自分の子どもの頃のことを思い出すと良いかもしれませんし、
先輩パパ・ママの心得や失敗談などがヒントになったりもするものでして、私も躓いた
り挫折したりすると、何度も本を読んで学んでいます。
困ったときは、子育ての先輩の教えに答えがあるし、心の拠り所になるものですね!
(^^♪
子どもの力を引き出せるかどうかは、あなた次第なのかもしれません。
あわせて読みたい!関連記事のご紹介
最後までお読みいただき、ありがとうございました。