全国の「おさかな大好き海鮮ファン」の皆さん、こんにちは!
新鮮な海の幸をたっぷり味わいたい!
旬なネタを堪能したい!
活気ある市場で取れたての海の幸の買い物もしたい!
もちろんリーズナブルじゃなきゃ無理っ!
しかも、アクセスも便利なところじゃなきゃ面倒だし嫌っ!
そんなワガママを言っている海鮮ファンの人には、静岡県焼津(やいづ)市にあります
焼津さかなセンターで御座います。(; ・`д・´)
目次
焼津さかなセンターとは?
静岡県焼津市にある、第三セクター方式で運営される商業施設です。
焼津港・小川港・大井川港で水揚げされた魚介類などの海産物(カニ・エビ・鮭・
明太子・数の子・海苔など)を主に卸売・直売しています。
年間利用者数は170万人と言われていて、特に観光シーズンなどは非常に賑わう、と
ても有名な観光地なんですね。
試しにGoogleで「やいづ」と入力してみてください。一番上に表示されますよ。
それくらい、焼津と言ったらさかなセンターなのです。パワーが桁違いに凄いんです。
焼津市って実は〇〇〇が日本一!
静岡県中部に位置する焼津市は、県内はもとより全国的にも有名な焼津港がある港町
でもあります。
いろんな魚が獲れますが、焼津港はカツオ(冷凍)の上場水揚げ量が日本一なんです。
ちなみに、全国のカツオの漁獲量は218,977tで、そのうち静岡県が72,269tを占め、
日本一です。
更に、全国のカツオ一本釣り(遠洋)の漁獲量は47,860tで、そのうち静岡県が16,586tを
占め、日本一です。
(共に平成29年の情報 )
日本一の称号が大漁です。(; ・`д・´)
活気あふれる施設内の様子はこんな感じです。
焼津はカツオだけじゃないってところを見せてくれています。
威勢の良い掛け声と、新鮮な魚介類と、新鮮な観光客で溢れかえっています。
中には威勢の良い観光客もいたのかもしれません。(; ・`д・´)
美味しい意味の幸「海鮮丼」に舌鼓
お昼過ぎに到着して施設内を歩き回りましたが、長期連休中(1月2日)ということもあり
どこのお店も一杯で、中には20人くらいの行列が出来ているお店もありました。
海鮮丼のお店も多いですが、お寿司屋さん(回転寿司も有)も人気の様ですね。
そんな中、ちょうど行列が解消されたお店があったので、今回はこちら!
海鮮丼「白いくじら2号店」さんにお邪魔しましたよ。
空席ができるまでの数分間、メニューを眺めてどれにするか決めているところです。
店の中には「海ぶどう」の文字があったので、店員のお兄さんに聞いてみましたが、
今日は品切れとのことでした。筆者の好物なので残念(;´Д`)
海鮮丼のメニューって、見れば見るほど迷っちゃいませんか?
暫く悩んだ結果、どうしても海ぶどうネギトロの気分になってしまったので、ここは
潔く意を決しましてネギトロ・サーモン(ハラス)丼に決定しました。
念願の海ぶどうネギトロ・サーモン丼のが運ばれて着ました。
退きづっています。
海鮮丼にはみそ汁が無料で付いてきますが、海ぶどうは付いてきません。(;´Д`)
ちなみに、ノリととろろ昆布のお味噌汁で優しいお味でした。
ご覧ください、この新鮮な色・輝き!
撮影に使ったスマホのカメラも目を輝かせている様です。
感動のあまり涙ぐんでしまったのか手前がピンボケしてますが、何か。(;´Д`)
安心してください。
もちろん、ちゃんと醤油を掛けてから頂きました。(*´Д`)
あと、アイキャッチ画像で右側がウニだと思われた方、ごめんなさい。
この日の私の気分は、サーモン(ハラス)でした。(;´Д`)
ネギトロもサーモンも新鮮で油が乗っていますから、ご飯との相性も含め完璧です。
これぞ本場の魚介類!でございます。
アクセス
なんと、東名焼津インターから車で1分です!
秒で着きます。(60秒の意)
あなたが空腹を感じたとき、それがもし東名高速道路を走行中で静岡県中部あたりに
居たとしたら、慌てなくても大丈夫ですよ。
焼津ICを出たらすぐに到着です。嬉しいですね。(*´Д`)
これなら道に迷う暇もありませんから、方向音痴な海鮮ファンの人もご安心下さい。
うんちくとか
全国カツオの漁獲量ランキング トップ3
1位 静岡県 72,269t 33%(全国に占める割合)
2位 東京都 24,684t 11%
3位 宮城県 23,098t 11%
全国計 218,977t
え?カツオって高知が1位じゃないの?って思った皆さん(と私)、惜しいっ!
高知のカツオの漁獲量は4位で、全体の8%程度だそうです。
実は、高知県は漁獲量ではなく「カツオの消費量」が全国1位なのだとか。
ちなみに2位に付けた福島県の倍以上ものカツオを消費するという、他を寄せ付けない
食べっぷりで貫録の優勝でございます!(゚Д゚)ノ
カツオを食べる量が多いからこそ、全国から良いカツオが集まってくるんですね。
日本書紀ヤマトタケルノミコト所縁の地
折角、焼津のことを語るのですから、日本人たるもの日本書紀・古事記についても
触れておかなければいけませんので、この場を拝借しまして、と言うよりむしろ
私の記事なので勝手に書かせてもらいますよ。
かの有名なヤマトタケルノミコト(日本武尊)という、日本書紀の世界で勇ましく英雄的
な神様がいらっしゃるんですが、そのヤマトタケルが天皇の命で東征(とうせい)と言い
まして、東方の蝦夷征討(えみしせいとう)に向けて大和(現在の奈良県)から蝦夷(現在の
関東地方・東北地方)へ向かっていく途中で、この焼津を訪れるんですね。
お?何やら急に真面目な話で記事のテイストを変えるのかい?って思ったでしょう?
こちとら蛭まず続けますよ。(゚Д゚)ノ
その際に賊の火攻めに合うんですが、ヤマトタケルは草薙剣(三種の神器のひとつ)で
草を薙ぎ払い、更に向かい火をつけて打ち消し、難を逃れたという伝説があるんです。
これにより、その地は「ヤキツ」と称されることとなり、この火難伝説が静岡県焼津
(ヤイヅ)地域に比定されたのだそうですよ。
最後に
静岡県というと、静岡市や浜松市なんかが大きな街として有名ですが、焼津をはじめ
他にもいろいろな観光地やグルメおすすめ地域が数多く存在します。
東名高速道路や新幹線などで横断したことがある方はご存じかと思いますが、とにかく
横に長い!んですがね、ただ長いだけじゃないんですよ。
焼津市という場所は海鮮ファンのみならず、全国の日本書紀・古事記ファンならびに
ヤマトタケルのフォロワーの皆様にとっても由緒ある聖地ということになりますね。
(゚Д゚)ノ
賊の火攻めに打ち勝った男、ヤマトタケルノミコト伝説が語り継がれるこの焼津市で、
カツオ(勝つ男)の漁獲量が日本一という不思議とはこれ如何に?
え?このクダリは要らなかったですって?(;´Д`)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。