珪藻土で作られたバスマットは洗濯不要でとても便利なのですが、
2年間使ったところ汚れ(黒カビ?)が目立つようになりました。
年末も近いし、そろそろ綺麗にしちゃおうじゃないか!
ということで、この珪藻土バスマットをサンドペーパーで磨いてみました。
結果を先に伝えますが、想像以上にかなり大変でした!
経験値を元に、大変だった点や注意点・次回へ向けての改善点などを纏めてみます。
珪藻土バスマットの汚れ具合
全体ではこんな感じです。
家族全員が乗るところ、つまり足を乗せているところが特に汚れています。
汚れの酷い所を拡大すると、黒い点が密集しています。
部分的にペーパーを充てるとしあがりにムラができるので、
全体的に磨いていくことにしました。
また、全体的に細かい線が入っているような模様になっています。
(この模様は最後に無くなります)
掃除の手順
まずは、サンドペーパー(紙やすり)を用意します。
汚れが深そうなので、ゴリゴリ削れる#120を選定しました。
サンドペーパーホルダーに付けると、作業が効率的でオススメです。
軽く擦るだけで、白い削り粉が出ます。
ここまではイメージ通りでした。
軽めに満遍なく磨けば簡単に落ちそうに見えたのですが、
ここで最初の想定外が発生します。
思っていたより、黒い汚れが深いじゃないか!!ということに気付きました。
そこそこ削っても、なかなか消えません。
電動サンダーがあればよかったかな?と思いつつ、
ちょっとビビりながら、力も強めにして磨き続けます。
何度か仕上がりを確認しながら、磨くこと10分。
ようやく、汚れが目立たないレベルになりました。
こんな具合で粉が気持ち良いくらいたっぷり出てくれます。
2つ目の想定外です。
もうこの時点で腕はもちろん、服や髪まで粉を浴びまくっています!
朝一番でやる作業ではありませんね(笑)
テンションもダダ下がりですが、後には引けないので淡々と作業を進めます。
私は何かを始めるとキッチリやりたくなるので、中途半端にしたくありません。
そんな几帳面な 性格がこの粉を浴びさせるわけですね。
でも、お父さんは挫けません。大人ですから。
仕上げにコーナーの面取りも忘れません。
抜かりありません。
そして完成しました!
ご覧ください、白さが違います!
背景(砂利)も道連れでございます!
拡大画像です。肌がスベスベになりました。
当初存在した縦筋の模様が皆無です(笑)
作業前と後での比較画像です。
並べてみると一目瞭然!綺麗になりました。
このとき、粉を落とすために水拭きしたところ、ウエスが汚れていたために
その汚れが移ってしまい再度磨く!という悪循環が発生しました(;´д`)トホホ
これも教訓でしたね。
最終的には、粉をある程度払い落し、水洗いして陰干ししました。
※珪藻土は日向で干してはいけないようです!
砂利に珪藻土の粉が堆積しています。
もちろん、砂利にも水を撒いて粉を流して作業完了です。
朝一番でしたが、このあとシャワーを浴びました。
磨き・洗浄・乾燥後に珪藻土バスマット本来の機能が復活!
この夜、珪藻土バスマットの思わぬ異変に気付きました。
綺麗になったバスマットをいつも通りに使ったところ、
吸水力が復活していたのです!
もともとこんなに吸水力が高かったのか!と、ちょっと感動したほどです。
綺麗にするために磨いたのですが、これはタナボタでした。
珪藻土バスマットを綺麗にするのは、一石二鳥ですね!
まとめ
今回の作業で得た教訓をまとめます。
- 想像以上に粉が出るので注意(水を掛けながらやると良いかも?)
- 粉が大量に飛ぶことを考慮(洗濯物に注意!また朝一番にやる作業ではない)
- 防塵眼鏡やマスクを着用すべき
- サンドペーパーの番手は#120か、汚れ具合によってはもう少し粗いものでも良い
- サンドペーパーホルダーがオススメ(電動工具で磨くと更に効率が良い)
- 表面が綺麗になると、本来の吸水力を取り戻す
簡単な作業かと甘く見ていましたが、巻き上がる粉の量に驚きました。
しかしながら、綺麗になったバスマットを見ると達成感を感じます。
ついでに本来の吸水力も取り戻せました。
年末までにやっておいてよかったです。
今回の経験で、珪藻土と共に私のサンドペーパースキルも磨かれました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。