ヘッドライトの黄ばみ・くもり除去DIY
この記事では、自動車用ヘッドライトの黄ばみやくもりの除去作業をご紹介します。
購入して数年たったマイカーのヘッドライトが黄ばんだりくもったりしてくると
やけに古く見えてしまって嫌ですよね。
さらに進行が進んで黄ばみが深刻な場合、光度が落ちて危険です。
そんな悩みをご自身の手で安価に解決できるんです。
調べてみると様々な方法が紹介されていますが、
今回は初心者だった私自身の経験をもとに、その作業手順を紹介します。
失敗談も載せておきます。
この方法を知っているだけで、わざわざお店に依頼せずに済むし、
また高価な洗剤や工具などを購入が不要になります。
用意するもの
- マスカーテープ
- マスキングテープ(太目のもの)
- 耐水ペーパー(#600)
- タオル
- シリコンオフ
- ウレタンクリアー
冒頭でも触れましたが、ネットで調べるといろんな方法が紹介されています。
私はその中でも比較的安価にできる方法でチャレンジしました。
必要なものの中で、ウレタンクリアー以外は全て100均で調達可能です。
ウレタンクリアーのみ別途購入が必要ですが、全て揃えても3000円程度です。
作業手順
①マスカーテープでヘッドライトの周囲を覆う
(この時点ではまだ、ヘッドライトまで1~2cm程度の隙間があってもOKです)
②マスキングテープでヘッドライトとマスカーテープの間の隙間(ボディが見えるところ)を隠す
③耐水ペーパー(#600)を使い、水で流しながらヘッドライトを磨いて黄ばみを落とす。
(磨いたときに濁った汁が出ますが、これが黄色→白に代わるまで続けます)
④水で流してから綺麗なタオルで噴き上げ、しっかり乾かす。
(このとき、ヘッドライトが真っ白になりますがウレタンクリアーを吹きかけることで解消します)
⑤シリコンオフを吹きかけ、脱脂する。
⑥ウレタンクリアーを吹きかけ、全体を満遍なくコーティングする。
【ポイント】ここが一番難しいです。スプレー缶はヘッドライトからの距離や
動かす速さを一定にし、均一に少しずつ塗装できるように注意してください。
⑦10分~15分しっかり乾かす。
【ポイント】気温によって乾き方が変わるので、それも注意してください。
詳しくはウレタンクリアー自体の取説を遵守してください。
⑧上記、⑥→⑦を3~4回繰り返したら、テープを剥がして完了。
【ポイント】ここで十分乾かさないとひび割れや柚子肌の原因になります。
【失敗談】
私はせっかちなのでここで十分な時間をとらず、乾ききる前にウレタンコーティングを繰り返したため、
一部柚子肌になってしまいました。
写真では見えにくいですが、側面側の端の方です。。。
まとめ
作業全体の所要時間は、2台の自家用車を同時進行にて2時間弱でした。
1台ならもう少し早く完了すると思います。
ポイントは、耐水ペーパーを#600(もしくは#800)だけで磨いたことです。
よく、粗いものから細かいものへ変えていき、何度も磨いた上にコンパウンドで
鏡面仕上げする方法が紹介されていますが、私は#600のみで磨きました。
磨いた直後はヘッドライトが想像以上に真っ白になり正直焦りましたが、
ウレタンクリアーを吹きかけると見違えたように綺麗になりました。
磨いたときの細かい溝にウレタンが入り込み、最終的に表面が滑らかになったからだと思います。
自動車2台程度では、ウレタンクリアーを1本全て使い切ることはありません。
本来、取って置ければ良いのですが残念ながら使い捨てです。
ですので、なるべくまとめてより多くの台数を施工するか、
あるいは他にコーティングしたい物があれば、一緒に施工してしまうのも良いかもしれませんね。
実際、このコーティングをしてからもうすぐ4か月経ちますが、まったく問題ありません。
耐久性も期待できるので、もう今の車には施工することはなさそうです。
初めての挑戦でしたが思っていたよりも良い仕上がりに満足でした。
DIYいいですね!愛車にも更に愛着が湧きました。
【アイテム紹介】
最後に、私が使用したウレタンクリアーを紹介します。
ちなみに、近所のホームセンターでは売っていませんでした。。。